「ROOKIES」

■最近ドラマのネタが枯れてて、そのせいかこれも漫画原作のドラマ。漫画好きのわたくしではあるが、いい年なのでさすがに原作の森田まさのりの漫画が掲載されていた「少年ジャンプ」はもう読んでない。っていうか「スラムダンク」の最終回以降はね。

■ドラマ自体は結構面白い。原作者の野球好きがよくわかるし（登場人物のネーミングの全部が現役もしくはOBのプロ野球選手にひっかけてるし）。でもな。

■わたくしはたまたま野球が強い高校の出身なのだが、その経験を踏まえるとまあ普通の高校が甲子園に行くことの難易度は半端じゃないんですよ。授業でも野球部は特別扱いだったし（ちなみに一応うちは進学校です。学校名当てた人には50円あげる）。まあでもわかります。お話ではそういうところを否定すると成り立たないわけだから。

■それにしても生徒役がちょっと老け過ぎ。実年齢20‐26歳くらいか。若手の俳優が育ってないのかね。あと、佐藤隆太はバイプレーヤーとしてはいいのだが、主役としてはちと弱い。古くて申し訳ないが「スクール・ウォーズ」の山下真司みたいなインパクトがないとね。

■漫画のドラマ化ついで。「ハチワンダイバー」。意外と面白いです。ネーミングの勝利かな。タイトルがすごくいい。たぶん作者だけじゃなくて編集者もかんでると思うのだが。すいませんがこの原作も読んでない。でもかなりなキャッチコピーになってんのかなと。

■将棋は人生で勝ったことが一度もないので（激弱）当然詳しくもないのだが、溝端淳平演じる主人公が（役者は18歳なのに）26歳で設定されていることがまあ微妙というかリアリティがあるというか。確かにプロ棋士の奨励会はある年齢までに4段になってないと資格を失うと言うルールだったかと。でも映像の話には原作と違って溝端がまたプロ棋士を目指す、っていうのが先のストーリーとしてあるようなんだけど、どう上手く誤魔化すんだろうと。

■ま今はフジは金をかけてないドラマでも結構頑張ってる。ドラマ不況を取りもどすのは自分たちだけって感じ。
現状はそういってるけどそれが果たして正しいの？