「ゴールデンスランバー」 [小説]
■伊坂幸太郎の今一番売れている小説である。
■これに関しては論評を必要としないくらい凄いのだ。ま、伊坂幸太郎の「弱点」として、仙台が舞台の小説が多すぎる(全部ではないが)と言う思いがあったのだが、実は彼と私は同じ仙台の大学の卒業生である。伊坂自身は本人が未だに仙台に在住していることもあって(本人は仙台出身ではない)、「知っている街だと嘘が構築しやすいから」と言っていたとか。でもこの小説も仙台が舞台なのだが、それは全然マイナスになっていない。
■とにかくジェットコースター的な話の流れと、単なるミステリーにとどまらない、恋愛小説っぽいところとか、権力に対するアンチテーゼとかも含めた総合エンターテイメント小説です。
■今はハードカバーでしか出てないので、せこい読者(俺も含む)にはちょっと敷居が高いかも知れないが、いまはたぶんこの作者の「旬」である。本好きなら今読んで欲しい。
■これに関しては論評を必要としないくらい凄いのだ。ま、伊坂幸太郎の「弱点」として、仙台が舞台の小説が多すぎる(全部ではないが)と言う思いがあったのだが、実は彼と私は同じ仙台の大学の卒業生である。伊坂自身は本人が未だに仙台に在住していることもあって(本人は仙台出身ではない)、「知っている街だと嘘が構築しやすいから」と言っていたとか。でもこの小説も仙台が舞台なのだが、それは全然マイナスになっていない。
■とにかくジェットコースター的な話の流れと、単なるミステリーにとどまらない、恋愛小説っぽいところとか、権力に対するアンチテーゼとかも含めた総合エンターテイメント小説です。
■今はハードカバーでしか出てないので、せこい読者(俺も含む)にはちょっと敷居が高いかも知れないが、いまはたぶんこの作者の「旬」である。本好きなら今読んで欲しい。
2008-06-29 21:44
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