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ロボジー [映画]

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■2012年1月15日鑑賞。今年1本目。矢口史靖監督としては前作「ハッピーフライト」以来。矢口監督は「ウォーターボーイズ」以来のファンで、特に前作の「ハッピーフライト」が個人的には肩透かしの出来具合だったので、「今回こそ!」と気合十分で臨んだ次第。

■話は予告編等で知ってる人も多いと思うけど、適当な家電メーカーの社長に二足歩行型ロボットの開発を命じられて困ったロボット開発部のダメ三人組が、窮余の策でロボットの中に入って動ける体躯の人間(老人)を探し出し、それで何とか発表会を乗り切ろうとしたら、そのロボット「ニュー渦潮」に思わぬ人気が出てしまい、それで騒動が持ち上がり、という話。

■主人公の爺さんは「五十嵐信次郎」と言って一体誰なのかと思っていたら、何とミッキー・カーチスで、ついでに主題歌「MR.ROBOTO」(勿論STYXのカバー)まで歌っちゃってる。その他のキャストも、主役陣はともかく、矢口監督お気に入りの田畑智子や、勿論コメディーリリーフで竹中直人も一瞬だけ出てる。何よりいいのが吉高由里子で、ロボットオタクの女子大生の役なのだが、彼女はやはり普通の役や、キャバクラでバイトしてる役とかよりは、こういう一風変な役のほうが魅力を活かせると思う。

■あとインチキロボット「ニュー潮風」の他に、実際にメーカーが作って活躍している多種多様のロボットが沢山出てくるので、その辺が好きな向き(オレ含む)は結構楽しいかも。

■ただ、映画の出来としては、「ロボットの中に小さい爺さんが入って動く」というアイディアのみに頼りすぎて作りきってしまったというきらいがある。もちろんポイントポイントで笑えるシーンはあるし、エンディングもクスっとできるしよくまとまって入るのだが、もうひとつふたつ別の要素があったらなあ、と思う。残念。


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