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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 [映画]

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■3/18鑑賞@109シネマズ川崎。日曜の夜で空いてたのでエグゼクティブシート。ラッキー。今年11本目で洋画6本目。観過ぎだろオレ。

■サッチャー女史がイギリス首相だった時代はオレもリアルタイムで経験してるので(オヤジとも言う)、いわゆる評伝映画と違い若干の知的興奮があった。

■観て損はない映画だとは思う。メリル・ストリープの演技はやはりアカデミー賞最優秀支援女優賞に値するとは思う。でもねえ。映画の構成としてかなりな破綻が見られる。特に導入部の現在と過去を頻繁に行き来するような構成が分かりづらい。かつ現在のサッチャーさんは実際認知症らしいんだけど、この映画だとボケ老婆の回想録としても見れてしまう。

■サッチャーさんは毀誉褒貶のある人物だとしても、もう少し対象人物に敬意を持って映画を作れなかったのだろうか。極めて残念。

■あとサッチャーさん、この映画の中では泣いてないんですが(謎


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