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アルゴ [映画]

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■2週連続で映画のハシゴ。なんだかなあ。今年30本目(!)で洋画12本目。11/3鑑賞@109シネマズ川崎。ベン・アフレック監督・主演の映画を観るのは前作の「ザ・タウン」に続けてである。「ザ・タウン」は映画好きの知人の間では概ね好評だったのだけど、エンディングがわたくし的にはイマイチだったので若干ビクビク気味で。

■これは実話がベースで、1979年のイランアメリカ大使館人質事件の話だそうです。当時わたくしすでに高校生だったはずなのに記憶にあまりない。まあバカだからな。んで救出のために架空の映画の撮影クルーをでっち上げるというウソのような実話。しかもその作戦を思いついたヒントが「最後の猿の惑星」だったというところが面白い。クリントン政権時に機密解除が解かれ初めて明るみに出たんだとか。

■この素材があれば、っていうわけじゃないけど、映画はなかなか爽快でした。イランからの脱出シーンは(いい意味で)教科書的にスリリングだったし。そして成果に固執しないメンバーも心地いい。ベン・アフレック、髭伸ばしてるほうがカッコイイぞ。しかし「ザ・タウン」がイマイチで「アルゴ」がいいとは、オレは単なるハッピーエンド好きのお子様か疑惑。

■映像の質感も、わざと舞台の80年代初頭の感じに合わせてるし(カラコレ=カラーコレクション、と言うらしい)。技術の進歩って凄いな。この舞台の時代に作られた映画では、せいぜいモノクロにするくらいしか時代感を出す方法はなかっただろうし。

■でも、観て損はないです。エンタテインメントは場合によっては、局面を打開する力がある、というのがこの映画の裏テーマという気がしなくもないし。

■追記 on 2013/2/25。第85回アカデミー賞作品賞受賞。自分的にはパッケージを買うほどの映画ではないけど、まだ上映やってるんでもう一回観に行こうかなと。


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