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箱入り息子の恋 [映画]

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■6/22鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年37本目で邦画19本目。星野源主演の映画って初めてなので、興味半分で来てみた。あと、現在(2013/6)放送中のドラマ「みんな!エスパーだよ!」でヤンキーパンチラ女子高生を演じてる夏帆がヒロイン、っていうのも面白い。

■星野源という人は非常に才能に溢れる人で、俳優・ミュージシャン・文筆業と活躍のジャンルは幅広い。文章はあまり読んだことがないが、とても叙情性のある音楽と俳優業には注目してる。ただ、同じ劇団「大人計画」の宮藤官九郎(クドカン)脚本のドラマではたいがいヒドイ役です。学習塾講師、江口秀夫(通称エロビデオ:「未来講師めぐる」)とか、真田ヒロユキ(かっこよくないほうの真田:「11人もいる!」)とかね。

■彼女いない歴35年(つまり童貞)で市役所勤めの主人公、天雫健太郎(星野)が、親の手引きで盲目の女性、奈穂子(夏帆)とお見合いして恋に落ちる話。星野源ってそんなにイケメンじゃないけど、多分モテると思うのでさすがに35歳童貞は無理かなと思ったのだけど、なんなくクリアしてる。

■そして夏帆は、ヤンキーパンチラ女子高生とは打って変わって(女優だから当たり前なんだけど)ピュアな女性を演じててまったく印象が違う。盲目の演技って結構大変だったろうな。

■健太郎の両親が平泉成(すいません、「あまちゃん」の影響で岩手県議にしか見えない)と森山良子、奈穂子の両親が大杉漣と黒木瞳。で、大杉漣が二人の交際に反対したりしていろいろあり、健太郎が驚異的な執着力を見せたりするんだけど(怪我もしまくる)、意外なことに結構この映画、エロい部分があったりもする。健太郎と奈穂子の布にくるまったベッドシーンとかね。それと「モテキ」以来の牛丼映画であることも追記しておこう。

■話も予定調和ではない終わりかたなので、不満な向きもあるかと思うけど、オレ的には結構拾い物の映画でした。割合お勧めです。市井昌秀監督の映画を観るのはこれが初めてだけど、結構お若い(オレ比)方のようですし、今後も注目して行きたい。

■映画観てからブログを書くまでの間に、星野源がくも膜下出血の影響で再度休養するとのニュースが。心配だけど、きっちり休養してまた復活してください。


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