終戦のエンペラー [映画]
■「少年H」と同日8/17鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年46本目の洋画22本目。大部分の舞台は日本だし、日本人キャストが多数出てるけど制作がアメリカなので洋画にカウント。奇しくも終戦関連の映画を2本続けて観たことになる。わざとそうした訳ではないけど、深層心理でどこか意識していたのかも。観た理由は単に映画館で予告編見たら面白そうだったからです。
■お話は第二次大戦での日本敗戦後。主人公は占領軍のフェラーズ准将(マシュー・フォックス。不勉強でこの俳優さんにも馴染みがない)。彼の上官のお馴染みマッカーサー将軍は、日本人には「BOSS」のCMでお馴染みトミー・リー・ジョーンズ(かなり失礼な紹介)。日本側は、西田敏行、中村雅俊、伊武雅刀、故夏八木勲など、綺羅星のようなキャストです。個人的には東条英機役の火野正平がツボだったけど(笑)。
■でも一番良かったのは、ヒロイン役の初音映莉子。この人を映画で観たのは初めて、かと思ったら実は「ノルウェイの森」にも玉山鉄二の彼女役で出てましたすいません(なお「ノルウェイの森」の映画自体はあまり好きではありません)。先日あった飲み会でもウソを言ってしまった。ともかくメチャクチャ存在感ある。そして後日観た映画「ガッチャマン」にも出てた(ブログも後日UP予定)。もっと早く認知しとけば良かったな。
■敗戦後、天皇の戦争責任を迫る米国に対し、マッカーサーはフェラーズに調査を命じる。この辺は昔小学生だったわたくしが「天皇に戦争責任ないの?」と親に聞いても「うーん」としか答えてくれなかったことにダブる。そのあとは史実が語る通り「天皇に戦争責任なし」っていう判断で現状に至るんだけど(まあこれはネタバレではないよね)。
■アヤ(初音映莉子)とフェラーズの悲恋も見逃せない。いい女優さんです。初音映莉子のための映画と言ってもいいくらい。言い過ぎですかそうですか。
■いい映画だと思います。かなりお勧め。米国資本の映画なので世界観が必ずしも正しいとは言えないけど、特に昔の歴史を知らない小中学生は是非観て欲しい。親御さん行かせなよ。R指定もないし。
2013-08-26 21:57
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0