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スティーブ・ジョブズ [映画]

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■11/10鑑賞@TOHOシネマズ川崎。なんとこの日三本目で今年58本目の洋画26本目。一ヶ月フリーパスはあるけどそうそうは映画館に来られないので苦肉の策。まあいいけど。

■この映画、観る前までは、2011年刊のウォルター・アイザックソンのノンフィクション伝記「スティーブ・ジョブズ」が原作だと勝手に思ってたのだけど、これはこの映画の脚本家のオリジナルらしい。別にその点はどうでもよくて、映画が面白ければ別に問題ない。しかしアメリカでは夏に公開されてるけど評判は散々だったようで、興収も良くなかったみたい。あと、アップルの共同創業者のスティーブ・ウォズニアックの評価も散々だったとか。

■話は大学時代のジョブズから始まる。実は養子だったこと、半端ない天才感覚、女性にだらしないところなどなど。伝記とあまり変わらない。ま、ノンフィクションだから当たり前だ。で、ガレージメーカーからアップルを立ち上げ、会社が成熟した時点で経営陣から追いやられ、時を経てアップルに復活し、iPodの発表までの話。

■そつのない話ではあるんだけど、なんかダイジェスト的にジョブズの人生を辿ってるみたいで若干興ざめ。70年代の話はジョブズが好きだったらしい、ボブ・ディランがBGMってのもなんか安易だし。あと、ジョブズが人格的に破綻してるっていうところは表現されてるけど、彼が言うところの「最高の未来」がちゃんと表現されてない。アップルのプロモーション映画じゃないので当たり前なんだけど、(オレが)70年代後半に友人の家で「Apple II」を目の当たりにした感動や、Macintoshのすごさは全然感じられなかった。

■あと、ノンフィクション読んだ派としては、ジョブズがアップルを辞めて設立したNeXTのくだりがほぼカットされてる(ジョブズはその間家庭菜園に没頭していた描写:笑)ところとか、主演のアシュントン・カッチャーが渾身で似せてた晩年のジョブズ(ハゲ)のシーンが冒頭でしか使われてなかったところが残念。つまり亡くなるまでのジョブズの描写が一切ない。ヤングジョブズだけだったら、ベン・アフレックとかでも良かった気もする。役者の格は違うけどね。

■しかし、主演のアシュントン・カッチャーは現在レノボ(Windows)のブランドアンバサダーだって。ふふふ。素敵にドライ。


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