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チョコレートドーナツ [映画]

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■2015/2/11鑑賞@目黒シネマ。今年9本目の洋画4本目。次のエントリで書く予定の『アデル、ブルーは熱い色』との2本立てだったので、昨年見逃していたのでこれ幸いと思い向かった。久々に叙々苑目黒店で焼肉ランチを食べたかったし。

■焼肉ランチの話は省略するけど、この二本立て、どうもセクシャル・マイノリティが共通のテーマらしい。この映画はゲイのカップルと引き取った子供の話で、『アデル』はレズのカップルの話。正確にはゲイというのは男女問わず同性愛者のことらしいが、女性同士は他に適切な言葉が見つからないので便宜上レズとしておく。

■舞台は1970年代末のカリフォルニア。ゲイのショーパブダンサー・ルイは店の客として来た検察官(のちに弁護士)のポールと関係を結ぶ。その後、隣室の女性の子供・マルコが母に置き去りにされていたので、ダウン症のマルコを二人で面倒を見ようとする、という話。かなりかいつまんでますが。俳優さん全員知らないので()付けはしません。

■マルコの母親はヤク中で収監されたので、結局二人がマルコの面倒を見るのだが、ゲイのカップルに対する世間の目は厳しく、法廷でも飛び道具を使われ結局二人とマルコは引き離されてしまう。

■すいません、あえてネタバレを書きますが、施設を出たマルコは実母に引き取られるが、子供を育てる能力がない母は男とのセックスに耽るためにマルコを部屋から追い出し、マルコは数日間路上をさまよったあげく孤独死する。

■ルイとポールの愛情のもと学習能力が上がってきたマルコの幸せな姿と、このエンディングのコントラストが強烈でかなりつらい結末ではある。バッドエンドが嫌いなお子様のオレではあるが、この映画はこういう形で終わるしかなかったのだろうと思う。映像の色調も70年代的にカラコレされてるし、良作です。

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