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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN [映画]

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■『ラブ&マーシー』と同日、2015/8/1鑑賞。ただし鑑賞場所は毎度おなじみTOHOシネマズ川崎。今年56本目の邦画28本目。前後編の前編です。

■原作漫画が、漫画すら飲み込む出版不況の中で、全世界累計で5,000万部も売れてるそうな。それでアニメ化や実写映画化もされたと思うのだけど、原作漫画をチラ読みしたら絵柄が苦手なのでパスしてしまった。なので、巨人が突然発生し人類を食うようになったので、逃走の末高い城壁を作って100年くらい平穏に暮らしてきた、っていう前提程度しか知りません。設定が原作漫画とかなり改変されてるというのもよく分からない。なので結構ペラい感想という前提でお願いします。

■あとのあらすじは、堅固であるべきだった城壁が巨人によって突如破壊され、人類は科学を駆使して徹底抗戦に挑むという話です。いろいろと言われてる映画だけど、映像は結構面白い。劇中の武器「立体機動装置」のアクションとかも頑張ってたし、ハリウッドのVFXと比べたら劣る部分はまああるけど、巨人の描写とかはリアリティがあった。最初に登場する巨人はなんだかミイラみたいなんだけど、その他の巨人は銭湯とかで普通に遭遇するおっさんおばさんです。あ、もちろん女湯に入ったことはありませんが。その後銭湯(というかマンションの共同温泉)に入ったらちとビビったのはマジです。

■ただ、ストーリーが決定的にダメかと。主脚本が渡辺雄介さんなので実は不安を抱いていた。この方、『ガッチャマン』や、『ジョーカー・ゲーム』といった、かなりグダグダな脚本を書く方なので不安視していたんだけど、共同脚本にオレが結構好きな映画評論家の町山智浩さんがいるので、なんとかなるのかなと期待はしていました。

■でも、以下オレの推察ですが、町山さんが関与してたのは世界観の変更とかで、実際のプロットとかは渡辺さんが書いたのでは。町山さん本業じゃないしね。何が悪いかって言うとキャラがペナペナだし、ストーリー展開もグダグダ。主役たる三浦春馬も陰々滅々としたキャラだし、ヒロインの水原希子もなんか鬱々してる。原作知らないけど陰気すぎるよ。ただしシキシマ(原作にはいないらしいけど)の長谷川博己と、エロシーンが全くないのにエロいハンジ(石原さとみ)はすげえ良かった。

■正直脚本がダメだったと思う。でもダメな脚本を採用するということには監督にも責任がある。あと残念だったのが、次代を担うアクション女優の武田梨奈と清野菜名が、あまり実力を発揮できない残念な使われ方をされていたこと。特に清野菜名はめちゃくちゃちょい役じゃん。

■でも後編も観ますよ。若干の期待値を込めて。

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