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起終点駅 ターミナル [映画]

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■11/07鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年82本目の邦画44本目。本田翼がヒロインというところが引っかかっていたんだけど、当ブログで繰り返し述べている通り、わたくし北海道ラブで、観る映画の評価は2割増しなんですね。なので抵抗に耐え切れず観ましたよええ。

■裁判官の鷲田(佐藤浩市)は旭川支所に単身赴任しているが、ある時裁判所で昔の恋人・結城冴子(尾野真千子)に裁判官と被告として遭遇する。鷲田は妻子を捨て冴子と一緒になる決意を固めるが、出立の朝、冴子は鉄道に投身自殺をしてしまう。それから数十年たった現代、鷲田は釧路に住み弁護士として、国選弁護人の仕事しか受けないという頑な生き方をしている。そこに覚醒剤取締法で逮捕された椎名敦子(本田翼)の弁護を国選で引き受けることになり、鷲田の人生が少しずつ変わっていく話です。

■結構昭和な映画です。現代の話だけど、スタッフは篠原哲雄監督と、脚本はベテランの長谷川康夫さん。原作は桜木紫乃さんの同名小説。一昨年に直木賞を受賞された新進の作家さんなんだけど、ほぼオレと同世代みたいです。もうね、昭和テイストがプンプンする。

■オレも昭和の男なのでフィットした。ま、佐藤浩市の料理父さんとか、泉谷しげるが出ていたシーンで、ロケ場所が釧路なのになぜか全国チェーン店なのかという謎はありましたけど。

■嫌いじゃない映画ですが、釧路というロケ地を活かしきってない。画像も限定的だしもっとロケできる場所はあったはずです。でも、一般の人には関係ないけど、鷲田の出身が東北大学というのにOBとしてはウケました。母校は地味な地方大学なので、早稲田や慶應、東大のように映画やドラマで出てくる機会は少ない。唯一は『踊る大捜査線』シリーズの警視庁のキャリア・室井(柳葉敏郎)が「東北大卒」っていうくらい。あとやはり、ヒロインの本田翼に魅力がないなあ。前半のオノマチが出ていたところの方が良かったかも。

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