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ザ・ガンマン [映画]

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■2016/2/14鑑賞@チネチッタ。今年16本目の洋画12本目。この映画は当初は観るつもりはなかったのだが、ベイマックス(仮)先輩が「公開館は少ないけど、マッチョなショーン・ペンが頑張ってて結構面白いよ」と仰ったので観ることにした。予備知識はそれだけで特に調べもせず、タイトルが『ザ・ガンマン』なので西部劇なのかなと思って観たら違っていた。だって現代劇でガンマン、っていまどき言わないでしょ。

■ということで現代劇でした。アフリカ・コンゴ。傭兵会社の特殊部隊の狙撃手・ジム(ショーン・ペン)はコンゴの鉱業大臣暗殺の命を受け遂行する。連絡役のフェリックス(ハピエル・バルデム)の指示によりその後、身分を偽って交際していたアニー(ジャスミン・トリンカ)を置いて国外に去る。8年後、罪の意識からか再びコンゴでボランティアとして働くジムを何者かが襲撃する。危うく難を逃れたジムは、ロンドンに戻り敵は誰かを探り始める。

■名優、ショーン・ペン大先生がマッチョすぎていったい今何歳なのかと調べてみたら、55歳だって。そりゃまあスタローンやシュワちゃんなど、もっと年嵩でムキムキの俳優さんはいるが、何だか鍛えすぎという感もある。最初に敵に見えるがなぜか小物感の漂うハピエル・パルデム。何と『007 スカイフォール』でMI6やMを逆恨みしたシルヴァじゃないですか。

■実はラスボスというか真の敵は他にいた訳です。さすがにネタバレが過ぎるので役名は伏せますが、演じるのは最近観た『ブリッジ・オブ・スパイ』で母国に忠誠を誓う実直なスパイ・アベルを演じた、マーク・ライランスではないですか! あの信念を貫く男がここまでのゲス野郎になるとは。役者さんって本当に凄いな。

■あまり色々考えないで楽しめる映画だと思います。共同脚本を手掛けるまでに肩入れしたショーン・ペンの熱量がちょっとだけ空回りしている感もありますが、前述のとおり俳優さんはスゴイな、と思える映画です。

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