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友だちのパパが好き [映画]

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■2016/3/6鑑賞@キネカ大森。今年28本目の邦画8本目。

■こちらもまたベイマックス(仮)先輩のお薦め作品なのだが、昨年末の公開時には公開館が少なかったので(先輩のお薦めはそういう種が多い)観そびれていたが、今回キネカ大森で掛かるので観ることにした。なにしろ、公開時は『スター・ウォーズ フォースの覚醒』と重なっていたのだけれど、「世間はSWで沸いているが、僕はこっちで沸いている!」とまで言われていたのでハードルがかなり上がってしまった。それ以外には、監督が山内ケンジさんという大御所のCMディレクター(ソフトバンクの「白戸家」とかを手掛けてる方らしい)であることくらいしか知らなかったので、映画のタイトルとポスターから、「こりゃコメディ映画だろ」と思って臨んでみたのだけど、実は違ってました。

■恭介(吹越満)とミドリ(石橋けい)の娘、妙子(岸井ゆきの)は、親友のマヤ(安藤輪子)から「お父さんが好き」と言われ、父を異性として見れない娘として呆然とする。マヤは恭介にアタックを始めるが、それ以前に恭介はハヅキ(平岩紙)という女性と浮気をした結果、既にミドリと別れることになっていた。

■よく言えば実力派、そうでない言い方ならシブめの俳優陣。安藤輪子という人は初見だけど、岸井ゆきのはちょっと前のテレビ東京の深夜のコント番組で「処女のAV女優」というぶっ飛んだ設定でおかしみのある芝居をしていたのをよく覚えている。

■ところどころに笑えるシーンがないわけではないが、刃傷沙汰まであるしシリアスというかシュールな話。なので自分の勝手な先入観とは、ちょっとボタンを掛け違えたという感じでした。ただ登場人物の行動がセコくてかつもの凄いリアリティがある。特にマヤに振られる高校教師・田所(金子岳憲)のみっともなさと言ったら。好きな女に捨てられるとああまで男はみっともなくボロボロになる、っていうのは観てて自分の大昔を思い出してちと痛かった。ま、さすがにあそこまで(ネタバレしません)は行かないけどね。

■という訳で勝手な期待値とは異なっていたので、ベイマックス(仮)先輩ほどはのめり込めませんでした。でも好きな人は好きな映画だと思う。

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