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秘密 THE TOP SECRET [映画]

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■2016/8/07鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年88本目の邦画42本目。ずっと注目している大友啓史監督作なので観ることにした。ジャニーズの生田斗真が主演なので、例によってネット上のポスターには主演なのに写ってません。もういい加減止めたらとまた思います。

■原作は清水玲子さんという方の同名漫画。もちろん未読。近未来の日本、死者の脳をスキャンすることによって犯人を突き止めるという捜査方法を使う警察庁の科捜研第九研究室、通称「第九」。そこの室長、薪剛(生田斗真)に評価され抜擢されたキャリア警察官・青木(岡田将生)が着任したところから話が始まる。世論の反対から第九は正式な組織としては認知されていなかった。しかも以前、薪は「第九」を創設した同僚・鈴木(松坂桃李)を失っていた。それは猟奇的殺人犯・貝沼(吉川晃司)の脳内をスキャンしたことがきっかけだった。そして、家族を殺した死刑囚・露口(椎名桔平)の脳をスキャンした結果、死んだはずの露口の娘・絹子(織田梨沙)の存在が浮かび上がる。

■さすがにミステリなので、ネタバレはしないようにこの辺で止めておきますが、強烈なビジュアライズとストーリー展開でそこそこ楽しめはした。ただ話の展開がちと強引すぎたような。「いろんなジャンルの映画を撮りたい」と言ってる大友監督なんだけど、基本的には活劇が向いているような。

■一番残念なのはキーになる絹子役の織田梨沙。新人さんらしいので仕方ないとは思うけど、芝居が下手すぎる。役柄的には同世代の二階堂ふみの方がピッタリハマったのではないかな。脱ぎがあるので、仮にオファーしてたとしても事務所が受けてたかは分かんないけど。大友監督は自らオーディションで織田梨沙を選んだらしいので賞賛してるが、この映画の一番の失敗でしょ。

■結果、初週の興収6位と大友監督らしからぬ結果になったみたい。しかしこの映画もSFではありながらシリアルキラーものなのでそれもやむなしかな。大友監督の次作『ミュージアム』もシリアルキラーものらしいのでちと心配。でも、興収云々より、シリアルキラーものが興収1位になったらそれはそれでヤバイと思うんだよね。

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