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超高速!参勤交代 リターンズ [映画]

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■2016/9/10鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年95本目の邦画46本目。

■2014年公開の『超高速!参勤交代』の続編。前作は劇場では観なかったのだけど、WOWOWで見たらかなり面白かったので、今回は劇場で観ることにした。そんな人はいないとは思うけど、この映画は前作を観てないとチンプンカンプンなので、レンタルビデオや動画配信とかで押さえておきましょう。

■江戸時代、現在のいわき市あたりにあった貧乏弱小藩・湯長谷藩。老中・松平信祝(陣内孝則)は湯長谷藩にある金山を我が物にしようと企み、無茶な短期間の参勤交代を命じて藩の取り潰しを狙う。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)率いる藩士たちは、奇想天外な策を繰り広げそれをやり遂げ、信祝の悪行がバレて蟄居を命じられる。ここまでが前作の話。

■それから一ヶ月、参勤交代の「交代」で湯長谷藩に戻る途中、政醇と前作で知り合った遊女・お咲(深田恭子)の祝言を牛久で行っていると、湯長谷藩で一揆が起きたという報せ。幕府の役人の確認前に参勤時の倍速で戻らなければならないという無理難題が政醇たちに突きつけられる。これもまた、恩赦で蟄居を解かれた信祝の差し金だった。

■またまた奇想天外な策を駆使する藩士たちには笑わせられる。基本コメディなんだけど、さすが松竹というべきか殺陣のシーンもふんだんに盛り込まれていて、非常にバランスのいい時代劇になっている。細かくツッコむと、湯長谷藩士たちが、藩主の政醇も含めて超人的に強すぎるとかの疑念もあるけど、そんなところにはこだわらないのが楽しむコツかなとも。万人受けする出来だと思う。

■時代劇なので観客は毎日1100円で観れる年代の方が多かったけど、観て損はない映画だと思います。たまたま封切り翌日の『真田丸』が関ヶ原の戦いの回だったのだけど、合戦シーンを全く描写しないという驚きの展開だったので、ネットニュースで「超高速関ヶ原」とかの見出しが出ていて、図らずも宣伝になってるな、と笑ってしまった。

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