ドクター・ストレンジ [映画]
■2017/1/28鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年4本目の洋画4本目。
■マーベルというか、世界観を同一に保ったシリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」だと観てしまうところは完全にマーベルの罠に落ちているわたくしではあります。そして主演は演技派俳優、ベネディクト・カンバーバッチ。昨年の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主演、エディ・レッドメイン同様、カンバーバッチもSF・ファンタジーの軍門に降りたのかというのは、たぶん我々映画ファンの思い込みであって、俳優さん本人はそう気にしてないような気もするけど。
■天才だが傲慢そのものの外科医、スティーブン・ストレンジ(カンバーバッチ)は交通事故で両腕の神経がままならくなり絶望に陥る。同僚の外科医・クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)の助言も耳に入らない。ある時絶望的な脊髄損傷から復活した患者を知り、そのつてでカマー・タージ(インド近辺?)にいる指導者、エイジェント・ワン(ティルダ・スウィントン)に出会い、精神力で両腕を回復させるべく修行を積む。しかしワンの元弟子・カエサリウス(マッツ・ミケルセン)の野望の戦いに否応なく巻き込まれてゆく。
■わたくし英語圏の住民ではないので、名字に「Strange」っていう人が実際にいるかどうかは気になりましたけど。
■大変面白かった。カンバーバッチの偏屈そうなキャラが今作にも生かされてたし(本人がどうかは知りませんが)、直球なストーリー。ただストレンジがワンに弟子入りしたり、前の弟子(カエサリウス)が反乱を起こして転覆を企むというのは、すんげえスター・ウォーズですよね。主要な登場人物の和服っぽい佇まいも。
■でも今までは主に物理的な攻防に終始していたマーベルと比べ、精神世界に踏み込んだのは新しいし映像的にも面白かった。そして3Dで都市の陥没や隆起を表現した映像は、ノーラン&ディカプリオの『インセプション』をさらにインフレにした感じ(雑ですいません)で楽しかった。ただ、わたくしは2Dで観たのだけど、3Dでみたらかなりの確率で3D酔いをすると思うので、三半規管が弱い方はお気をつけください。
■若干ネタバレ。本編終了後のエンドロールの途中で、マイティー・ソーが出てくる。ということはこれから先の「マーベル・シネマティック・ユニバース」にも出番があるんだろうね。
■お薦めです。特にマーベルファン。そして、レイチェル・マクアダムスの可憐さももはや定番。
私も“マーベルの罠”にはまっているので、
エンドロールの短い映像にもワクワクしてしまいました(^^)
ドクター・ストレンジの次の登場はどの作品かなあ☆
by non_0101 (2017-02-04 23:40)
non_0101さん、
大変楽しかったです。でも3Dで観たら本当に3D酔いしそうですが(笑)。
by sochi (2017-02-05 01:58)