ジーサンズ はじめての強盗 [映画]
■2017/7/2鑑賞@チネチッタ。今年55本目の洋画37本目。
■実はこの映画、最初は観るつもりではなかった。明らかに邦題が原題『Going in Style』無視だったからだ。しかし大学同期のW君が絶賛していたので観ておこうかなと。全面的に趣味が合うわけではないけど一定の信頼は置いているので(エラそうですまん)。
■オリジナルかと思ったらそうでもなかった。1979年公開の映画『お達者コメディ/シルバー・ギャング』のリメイクらしい。もちろん未見。
■ジョー(マイケル・ケイン)とウィリー(モーガン・フリーマン)、そしてアルバート(アラン・アーキン)は昔の会社の同僚。悠々自適の老後を過ごすはずだった。だが彼らが勤めていた会社が買収されて企業年金はチャラに。しかもジョーは銀行に騙されて不利なローンを組まされたという恨みもあった。そこでジョーは他の二人に銀行強盗をやって自らの負債を解消する計画を持ちかける。
■主演三人がオスカー俳優ということもあり、とにかく魅せるのだ。クライム・ムービーなんだけど、ところどころコミカルで、観ていて楽しい。結末にはもちろん賛否両論あると思うけど、これはこれでありだと思いたい。
■楽しかったです。あ、公的年金が充実している(とも言えないか)の日本と比べて、アメリカは企業年金が死活を決するというところは興味深かったけどね。
■最後まで観て、日本の配給会社が、「はじめてのお使い」的なこんな邦題を付けた理由が理解できた。この蛮勇に敬意を表します。
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