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シェイプ・オブ・ウォーター [映画]

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■2018/3/5鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年19本目の洋画12本目。

■月曜だったのだけど、昼のニュースでアカデミー作品賞その他の賞を獲ったというのを知ったのでレイトショーで映画館へ。まあ、そのうち観るつもりではあったけど。たぶん『スリー・ビルボード』が獲るんではないかと思っていたので少し驚いた。

■1962年のアメリカ。極秘機関「航空宇宙研究センター」に夜間の清掃員として働くイライザ(サリー・ホーキンス)は、幼少期のトラウマにより言葉を発することができないが、それでも同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)とは意志の疎通を図りつつ働いていた。ある日、研究所に謎の半魚人のような海の生物が運ばれてきた。イライザと半魚人は、イライザがゆで卵を与えたり、身振り手振りで意思の疎通を図れるようになり、イライザが教えた手話でコミュニケーションが取れるようになり、相互に好意を持ち始めていた。

■半魚人が運ばれて来た際に無礼な対応をした結果、指を失った機関の上層部の軍人・ストリックランド(マイケル・シャノン)はその恨みもあり、半魚人を生体解剖しようとする。期間に連れてきた張本人で、半魚人の生体解剖に反対するホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)とゼルダの協力を得て、イライザは半魚人を自らのアパートに匿う。そして。

■しかしギレルモ・デル・トロ監督は今までどういう生き方をしてきたら、こんな奇想天外な話を思いつけたのだろうか。腰が抜けた。そして前段のあらすじでは触れていないが、冒頭のシーンで、午後に起床したイライザのルーティンワークは、鍋にお湯を沸かして大量のゆで卵を作っている間に、バスタブにお湯を溜めてその中で自慰行為をすることだ。そこで脱落する人はかなりいるだろう。そして自宅に連れ帰った半魚人とも、セックスらしき行為をした描写もある。うああ。

■SFでありエロであり怪獣映画(半魚人がね)である映画が、アカデミー作品賞を受賞したのはこの作品が初めてらしい。そりゃそうだろう。悪い意味ではないが映画の世界も変わりつつあるなあ、と。そしてデル・トロ監督が『パシフィック・リム アップライジング』を自ら監督することを放棄してこの映画を監督したことの理由もよく分かった。まあそのせいで『アップライジング』はスカスカな映画になっちゃったけどね(遅筆のせいでもう観てます)。

■凄く面白かったのだけど、上記の理由でかなり観る人を選びます。耐性がある人向け。

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