マネーボール [映画]
■今年15本目。洋画は久しぶりで今年6本目。もっと洋画観ろよオレ。
■ブラッド・ピット(わたくしと同い年。文句は聞かん)主演。優れたリーダー(この場合はGM)が弱小球団を強くする話、というと懐かしの「メジャーリーグ」とかが想起されてしまうのだが、この映画はお笑いの要素がほとんどないし、別にアスレチックスは弱い球団ではない。金がないだけだ。って言うかヤンキースだけ金がありすぎるのだ。だから井川なんかに無駄銭を(以下略)。限られたリソース(金と人)をいかに効率的に使ってチームを強くするか、という意味では「もしドラ」とかのほうが似てるのかも。まあ「もしドラ」は映画も見てないし本も読んでないので何とも言えないけど。
■この映画は実話ベースということもあってか、ストーリーが滅茶苦茶面白くて最初からエンディングまで一気に見てしまうという感じ。わたくしのような野球マニア、データ好きの人は余計楽しめるだろう。「勝利の大事な要素は出塁率」とか、あと既成概念に拘る古いコーチたちをブラピとその相棒の太った知恵袋(ジョナ・ヒルという俳優さんらしい)が打ち破っていくのが何とも痛快である。
■というわけで夢中の133分だったのだが、あまりにストーリーに引っ張られすぎて映画全体の完成度と言われると正直良く分からない。まあでも、お金を払うだけの価値のある映画だと思う。
■おまけ。これは2000年代初頭のメジャーの話なのだが、試合画面の映像でイチローがほんのちょっと出てきて「日本人選手もここまで来たか」と感激。でも実際そのレベルに達しているのはイチローと野茂だけかもね。
2011-11-21 21:49
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