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ここを出ろ、そして生きろ [小説]

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■TBSの報道記者であり、現「NEWS23」のキャスターである松原耕二氏の初の小説。

■わたくしが著者の著作を読むのは初めてではない。ノンフィクション・コラム(?)の「勝者もなく、敗者もなく」は読んだ。ノンフィクションでありながら短編小説の連作のような味わいがあり面白く読めた。で、「この人が小説書いたら面白そうだな」とは思ってたのだが、まあ特にTV局のジャーナリストっていうのは素人には想像を絶するぐらい忙しい職場らしいし、普通の勤め人でも根性ない人は小説なんて書けないので、ないものねだりと思っていて諦めたふしがある。というか、その後忘れてた。

■まあその間にも「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載「ぼくは見ておこう」とかのチェックはしてたのだが、いきなり書きおろしの小説が出てた。数週間前に買ったのだけどまとめて読む時間がなくて、今日通院の待ち時間でやっと読了したわけ(-_-;)

■内容をなぞってもあまり意味が無いので簡単にしとくけど、大雑把に言うと主人公の日本人女性とフランス人男性(ともにNGO関係)の恋愛小説。ま、著者とか他人が何を言おうが恋愛小説だ。林真理子が帯に書いてるように。それに味を加えてるのが世界各国の紛争地帯のダイナミズム(つったら軽いけど)そこはジャーナリストの経験が活用されてる気がする。役得と書くと失礼だろうが。

■意味深な小説のタイトルの意味は最後で明かされる。ネガティブな小説と捉えるかポジティブな小説と捉えるかは読者しだい。スピーディな展開で初小説としては凄い(上から目線なオレ)。結構お勧め。

■でも面白かったんだけど、ボリューム的な不満感が残る。次回はもう少し長い小説を書いて欲しい。またないものねだりかね(笑)。


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