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山下達郎 OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~ [音楽]

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■日曜日なのでブログ書きます。1ヶ月以上ぶり。まあ映画を全然観てないので書くネタそんなにないんだけど(哀)、まずはこちらから。

■最近のわたくしは山下達郎に心酔しており(前からだろ)以前ブログに書いた「シアターライブ」にも今月頭に再度川崎で、昔の同僚のMさん(初回)とMちゃん(なんと3度目だと!)行ったくらいです。このCDはベスト盤なんで特に書く必要もないかなと思ったんだけどやっぱ書いとこうかなと。

■達郎さんのベスト盤は3度めなのだが(1度めはRCA時代のベスト、2度めはムーンレーベル)、レーベルをまたいでのベストは初ということで当然曲のカブリはある。ま、すべてポータブルオーディオで聴いても判然とするくらいのリマスター効果はあるので買って損はないと思う。達郎御大と大滝詠一師匠は、同じ曲でも再度リリースの際は必ずリマスタリングをして出すという、マニア泣かせの方々である。まあ達郎さんは現役のミュージシャンなので、スパンが長いにしろ新譜は出る。しかし実質半分隠居の大滝師匠は、「ロンバケ」に至っては5年ごとにリマスター版出すし。もう打ち止めとは言ってるけどいやいや(本エントリと関係ないので以下略)。

■そして今回のベスト盤を出すに当たっての達郎さんの並々ならぬ決意が、パブリシティとしてのインタビューで伺えるのだ。”いずれ音楽のパッケージメディアとしての流通は無くなる(オンラインのみになる)。今までのミュージシャンはアルバムを出しそのプロモーションのためにライブをやってきたがもうそれは通用しなくなる。自分もライブ主体にシフトしてきている。だからパッケージが流通できるこの最後の機会にベスト盤を出す” 「てにおは」は違うかもしれないが概ねそんな感じ。それは30年来の達郎ファンとして買わざるを得ないではないか! 別にそうでなくても買うけど。

■選曲は長年のファンとってはまあ妥当かと。まあ昔からのファンの人には最近の曲は尖った感じがないので不満な点はあるだろうけど。結果昨年出たアルバムよりこのベストアルバムの売上のほうがたぶんいい、という結果になる。わたくしは昔の曲も今の曲もどちらも好きだけどね。

■最近の曲は曲調が変わって、以前のようにはギターのカッティングが目立たなくなり、確かにバラードの曲の比率は増えているかも知れない。でも、独特のリズムパターンは健在だし(例として80年代の名曲「あまく危険な香り」と最近の曲「街物語」のリズムパターンを聴き比べてみてください。どちらもこのベスト盤に収録)、本人のヴォーカルは来年に還暦を迎える今、恐ろしいことに若い頃より進化している。そして何より音楽に対して真摯。わたくしは今後もずっと応援していきます。

■アルバムで達郎さんに興味を持った方は、是非ライブに足を運んで欲しい(ただ、チケット取るのはかなり難しい)。パッケージに劣らないどころか、それ以上の感動を与えてくれることを保証する。


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