LOOPER／ルーパー

■1/27鑑賞＠TOHOシネマズ川崎。今年6本目で洋画2本目。それほど観たい映画でもなかったのだが、うっかり前売り券を買ってしまったので無駄にするのも勿体ないかと。

■主演はジョセフ・ゴードン＝レヴィッドとブルース・ウィリス。まあブルース・ウィリスは説明の必要はないかと思うが、ジョセフ・ゴードン＝レヴィッドってどんな俳優だったっけ？と思ったら「ダークナイト　ライジング」で後にロビンとなる若き警官をやった人だったのね。なんか顔だいぶ違うけどな。どうも後で見たところによると、30年後の同一人物（ブルース・ウィリス）に顔を似せるためメイクで調整したんだそうな。

■未来の犯罪者を消去する「ルーパー」と呼ばれる人間の一人である主人公ジョー。黙々と30年後から送られてくる犯罪者を銃で処刑するが、ある日現れた犯罪者は30年後の自分だった。という話を説明がましくはあるけど、テンポよく進んだ序盤と比べ、自分の立場を守るために現在のジョーと未来のジョーが相互追跡を始める中盤辺りから話が停滞してくる。

■結果として、この映画はタイムスリップものかと思ったら実は「童夢」だったというのには若干びっくりしたけど、映画全体の出来としてはちょっと残念。タイム・パラドックスの説明とか全部ぶん投げちゃってるしねえ。低予算なりには頑張ってるとは思うけど。

■あまりお勧めしないです。