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ヒッチコック [映画]

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■4/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年22本目の洋画11本目。金曜夜から2本観るという無謀な試みに挑戦。何でかって言うと、この次に観た「ザ・マスター」が最寄りのシネコンではこの日限りだったから。連続で2本観るのはなかなか疲れる。好きでやってるんだけど。

■主演はアンソニー・ホプキンス(=ヒッチコック)。この人が出てる映画を観るのは「ハンニバル」以来か(馬脚を現すにわか映画ファン)。ヒッチコックに似せる役作りのせいか、昔のイメージ(レクター博士)と比べてかなり太っている。もしくは特殊メイクとかなんだろうか。長い期間この人見てないのでイマイチよく分からんのです。で、ヒッチコックの妻、アルマ・レヴィル役がヘレン・ミレン。
正直言うとこの女優さんにはあまり馴染みがない(馬脚その2)。

■お話は「サイコ」の製作譚。大部分の観客は「サイコ」がヒッチコック最大のヒットということを知っているので、この映画の結末に関してはネタバレは基本的に存在しない(けど話の筋をばらして欲しくない人は以降読まないほうが吉かと)。ただ、予告編を観た時点で例によって脳内妄想が始まるのだが、「サイコ」制作の困難に面して苦闘するヒッチコックと、それを献身的に支えるアルマの物語、というふうに勝手に思っていた。もちろん予告編自体、その方向にミスリードするように作られているというのが理由なんだけど、映画自体はもっとドロドロした話だった。

■もちろん製作での困難はあって、企画に難を示したパラマウントに対し、ヒッチコックは自己資本での製作を宣言して金銭的に困窮する。予定日を過ぎても作品は仕上がらないしできたパイロットフィルムは酷評される。それを何とかかんとかしていくのだが最大の障害は夫妻間の不信。ヒッチコックはアルマと友人の脚本家の不倫関係を疑い、アルマはヒッチコックと今まで彼の映画に主演したブロンド女優と彼の関係を疑う。いい年だろうがなんだろうがその手の話はあると。

■結果もちろんハッピーエンドなんだけど、後でネットでチェックしてて、「サイコ」の出演女優ジャネット・リー役のスカーレット・ヨハンソン、なんと「アイアンマン」「アベンジャーズ」の「ブラック・ウィドウ」やってた人じゃん! 上映中には全く気づかなかった。さすが女優さん。当たり前だけど。

■「サイコ」のストーリーも本編に深く絡んでくるのだが、敢えてこの文からはそこを外しておいた。観たことのある方には説明は不要だけど、未見の方は是非レンタルか何かで。


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