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真夏の方程式 [映画]

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■『アフター・アース』と同じ7/7鑑賞@TOHOシネマズ川崎。やっとこさ今年40本目の邦画21本目。TVドラマのベタ映画化も作品によっては好きなオレ。

■ま、TVシリーズもずっと見てたし(今シーズンはやや腰砕けだったけど)、東野圭吾原作の映像作品は、ストーリーが面白くてそんなにハズレがないので。西谷弘監督の作品も、前作『容疑者Xの献身』や『県庁の星』(これは東野圭吾原作ではありません)とかも観てるので馴染みがないわけじゃないです。そつのない作品を作られる監督さんかなと。

■有名な話なんで説明の必要もないと思うけど一応。帝都大学物理学科准教授の湯川学(福山雅治)が、大学の同期の刑事草薙(北村一輝)に頼まれ、殺人事件の犯罪捜査に協力するのが発端。映像版では相棒が、内海薫(柴咲コウ)から来て今作とドラマ版では岸谷美砂(吉高由里子)。ドラマ版では岸谷の所属が貝塚北署(ネーミングから考えて、モデルは大森署か?)だったのが、映画では警視庁捜査一課になってる。まあ、原作の東野圭吾さんの度量は広い。内海薫だってドラマ化後小説に出てきたキャラだし、岸谷美砂は未だ小説には出てません。

■でその流れで、玻璃が浦(架空。たぶん伊豆のどっか)での海底資源の開発を目指す企業側と、環境保全を求める住民側が揉めてるところ、物理学のアドバイザーとして湯川が呼ばれた。そして湯川と同宿の勉さん元刑事・塚原(塩見三省)が海岸で死体で発見されるところから話は展開する。

■以降はミステリーなので話の展開には触れない。でも、真夏の感覚とか、伊豆の海とかはきれいに撮れてて臨場感ある。前田吟、風吹ジュン、そして杏もなかなか良かった。特に前田吟は「さすが吟さん!」と言いたいくらい締めてくれた。白竜も凄かった。西田尚美のクズ女ぶりも最高だったな。一方、これは役者の問題ではなく制作陣の問題だと思うんだけど、北村一輝と吉高由里子の出番はマジで必要なかったかも。

■演出自体にも若干のもたつき感が。謎解き以降の流れが凄く冗長。もう少しクロージングをシェイプしたほうが映画にまとまりがあったと思うけどな。思えば前作『容疑者Xの献身』もそういう印象があった。

■オレが何言おうが、映画自体は既にヒットしてるようなので別にいいですが。

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