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アフター・アース [映画]

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■今年39本目で洋画19本目。TOHOシネマズ川崎で7/7鑑賞。実は『セデック・バレ』を観に行けなかったので2週間ぶりの映画になります。『百年の時計』も観損なったオレは映画ダメ野郎です。ま、「セデック・バレ」は8月の渋谷ユーロスペースのアンコールに行くつもりだし、『百年の時計』はキネカ大森で上映があるみたいなので絶対リベンジします。

■閑話休題。この映画、元々観る予定はなかったのだけど、たまたま近所の飲み屋で会った、知人の気前のいいおじさんがくれた前売り券があったので、折角の戴き物だということで行った(実はこの人に何回も前売り券を貰っている)。ドル箱俳優に対して大変失礼なんだけど、実はわたくし、ウィル・スミス出演の映画を観たことがない。ええそうです、『メン・イン・ブラック』シリーズとかその他全部含めて。何となく食指が動かなかったんだよな。理由はよく分からない。

■話はもちろんSFで。1000年後の人類が住めなくなった地球に、宇宙船の不時着で生き残った偉い軍人サイファ・レイジ(ウィル・スミス)とその息子キタイ(ジェイデン・スミス:ウィルの実の息子)。壊れた緊急通信機のリザーブが墜落場所から100km先にあり、それを取りに行くために親子が奮闘する話。ま、とは言うもののサイファは両足を骨折しており、実際に動くのは息子のキタイで彼の動きが主体。なので映画上でのトップ・クレジットはジェイデン・スミスなんだけど、宣伝や日本版のWEBのトップ・クレジットは知名度のあるウィル・スミス。それでいいんかねえ。

■すいません、この後この映画の悪口です。1000年後の地球ってコンセプトは先日観た『オブリビオン』と似てるように見えるけど全然違う。『オブリビオン』も手放しで褒められる作品じゃないと思うがこの映画と比べると大傑作だろう。CGとか宇宙船の造作に金掛かってないしデザイン悪いし。もちろん、金掛かってりゃいい映画ができるわけではないが、ともかくセンス悪すぎ。おまけに地上のジャングルロケが大部分なので、なんだかSF映画に見えないんですよ。

■ストーリーはキタイの成長譚なんだけど、あまりに話がユルイ。エンドロール観てたら「Story」(原案)ウィル・スミスだって。びっくり。要は息子プロモーション映画か。ウィル君、君は今後加山雄三に対する上原謙のような立ち位置で行くのかね。

■という訳で、残念ながらお勧めできません。


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