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フューリー [映画]

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■2014/12/07鑑賞@TOHOシネマズららぽーと横浜。今年65本目の洋画32本目。

■先日TOHOシネマズの「1ヶ月フリーパス」を昨年に続き入手したので、無謀にもこの日、一日4本観ようと思い立ち実際観た。1日に映画4本というのは、昔のオールナイトを除けば自己新記録。ヘトヘトだけどな。ちなみに「1ヶ月フリーパス」というのは、TOHOシネマズでの映画の鑑賞時間が6000分=100時間で貰える特典である。まあ普通貰えないと思うけど、2年連続で貰ってるオレはどんだけヒマなのかと。昨年は1ヶ月で観れた映画は10本。今年はそれを上回ろうと無謀なプランを立てたのです。当然集中力は適度に削がれるので、「映画をバカにしてんじゃねえのか!」というご意見には、申し訳ございませんと言うしかない。それは別にして、この映画観たかったんだけどね。

■物語は史実に基づいてるらしいけど、どうなんだろう。設定としては1945年4月、ドイツに侵攻したアメリカ軍は、戦闘性能において上回るドイツ軍の戦車に苦戦を強いられていた。戦車「フューリー」を預かるウォーダディ(ブラッド・ピット)は、敵が攻めてくる「十字路」を守るというミッションを託されて向かうが、仲間の戦車は次々と殲滅されてしまい、結局フューリー一台でそのミッションをこなさなければならなくなったという話。

■おおむねハリウッドの戦争映画は「アメリカ最高!刃向かってくる奴はクズ!」みたいなトーンが大部分だと思う。この映画も正直そのテイストは多少あるけど、戦争が残酷だという真実をちゃんと描いてるところは良しだと思う。アメリカ兵のクズなところもちゃんと描写してるし。

■キャストは主演のウォーダディ(ブラピ)の他に、補充としていきなり前線に送られた新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が良かった。彼の成長物語としても観れる。おっと、シャイア・ラブーフも出てるよ。彼を観たのは『イーグル・アイ』以来かな。

■映像描写もいいですね。戦車の中の密室感とか。高校の同級生で防大に行って陸上自衛官になった奴がいるのだが、彼曰く「戦車の乗り心地は乗り物として最悪」だそうです。

■ネタバレはしませんが、なんとも空虚な結末。戦争行為がいかに無駄かというのがよく分かる。『永遠の0』みたいな特攻賛美のクソ映画より(言っちゃった)こちらのほうが全然ためになります。

■安倍自民党が大勝した後のブログなので、若干むかついてますがご容赦を。

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