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映画 深夜食堂 [映画]

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■2015/02/07鑑賞@チネチッタ。川崎ではこの映画館でしかやってなかったので。最近こちらに来るのは年一ペースだけど、今年はもう少し通おうと思う。今年5本目の邦画4本目。邦画に偏ってるけど、たぶんたまたま。観客は結構年配寄り。みなさん深夜ドラマ見てるの?

■原作は安倍夜郎の同名漫画。原作を読んだことはないが、2009年からシリーズで、毎日放送で連ドラ化されてる。情報は知ってたけど、ドラマをちゃんと見たのは今年の第3部から。幸いにhuluで過去の1部2部も配信中なので、ドラマの録画と併せて全部見た。ヒマだな。

■松岡錠司監督、小林薫主演。松岡監督の作品って、映画館で観たのはデビュー作『バタアシ金魚』以来かなっていつ以来だよ。それ以外にも、宮本輝の同名小説の映画化『私たちが好きだったこと』はレンタルで見た記憶がある(これ、特に原作小説は地味だけど傑作です)。

■新宿の花園神社に近い場所(ゴールデン街っぽい)で、夜12時から朝7時まで店を開いている、通称「深夜食堂」のマスター(小林薫)とその店の常連客をめぐる話。TVドラマが短いエピソードの連続なので、劇映画としての大きなうねりのようなものはもちろんない。この映画も、ざっくり言うと短編映画のオムニバス的な感じです。

■なので正直、TVドラマを見ていない人にはどれだけ受け入れられるかが分からないけど、オレはこのドラマから映画の世界観が結構好きです。自分が酒飲みということもあるかも知れない。基本セット撮影が主体だけど、ドラマと比べてロケも多少増えて、かつマスターの店「めしや」の二階が初めて分かるなど面白い点も多い。

■あと、制作がアミューズだからということもあるのかも知れないが、キャストが結構豪華です。小林薫、松重豊、多部未華子、安東玉恵、谷村美月、光石研、筒井道隆、オダギリジョーなどなど。全部は書き切れないけど、今作のゲストのひとりが高岡早紀っていうのは『バタアシ金魚』つながりなんだろうか。最後近くに出てくる田中裕子の役柄も結構笑えたけど。

■独立した映画としてどうなんだ、という声もあるとは思う。けど、原作とドラマで共有されている世界観の中で、芸達者な役者さんたちの演技を楽しむという意味で、この映画はありだと思う。万人には勧められませんが、酒好きには結構お勧めかな。

■しかし、向井理がめちゃくちゃチョイ役で出てたのは、一体何だったんだろうという謎は残りました。


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non_0101

お酒は飲めませんが、この世界を楽しみました~
独特の雰囲気が素敵でした。
テレビドラマもいつか制覇したいです☆
by non_0101 (2015-07-18 21:21) 

sochi

non_0101さん、高校時分から酒を飲んでた自分(時効)が言うのもアレですが、酒を飲めなくても楽しめる造りになってると思います、映画もドラマも。
by sochi (2015-07-23 06:42) 

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