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リトル・フォレスト 夏・秋/冬・春 [映画]

『リトル・フォレスト』2014年8月30日夏編・秋編、2015年2月14日冬編・春編ロードショー-564x300.jpg

■今年の春の選抜高校野球に母校が出場して、日曜日だったので甲子園まで応援に行った。が、第一試合なのに前泊の宿が取れなかったのでいい年こいて夜行バスで。行く前の昼に観に行ったのがこの二本。2015/3/21鑑賞@キネカ大森。今年24/25本目の邦画11/12本目。

■気になってはいた映画だけど見逃していた。しかしキネカ大森で二作連続上映をするということでこれは行かねばと。橋本愛出演の映画はかなり観てるが、松岡茉優の出る映画で観たのは今まで『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』『映画 鈴木先生』の三本だけ(最近の『サムライフ』という映画にも出てるらしいけど評価が散々らしいので観てない)。『問題のあるレストラン』で松岡茉優の演技を再評価したオレは是非観たかったのです。

■原作は五十嵐大介の同名漫画。未読。実家のある小森を出て一時期別の街で暮らしていた、いち子(橋本愛)が実家に戻り農業に勤しみ食生活を楽しむという話です。小森というのは架空の地名だけど、岩手県奥州市の衣川区の一地域がモデルになってるらしい。「奥州市」?知らないし行ったことないなと思ったけど、実は水沢競馬場には行ったことがあった(笑)。平成の市町村大合併のせいで、地名がさっぱりよく分からないことになっている。うちの故郷もそう。まあ地方都市の人口減少で、自治体を合併縮小しなければならないというのは理解できるけど。

■他の主な出演者は、いち子の分校時代の二年後輩のユウ太(三浦貴大。しかし実年齢で橋本愛より10歳上なのに後輩というのは無理がある:笑)、同級生のキッコ(松岡茉優)、そしていち子の母、福子(桐島かれん)。で、いち子が故郷に出戻ってきた理由とか、他のストーリーもあるのだが、この映画の中ではあまり意味がないので大幅に割愛。

■小森の大自然の中で奮闘して農作業をこなし、その作物でおいしい料理を作り食べるいち子。そして小森の四季の大自然を味わうための映画です。

■正直、平板な映画だし、賞に値するかと言われるとそうではないかなとも思うけど、オレはこの映画が好きです。岩手の四季の風景にも、食事にもすごく癒やされる。まあ、こういう地方生活をしてみろと言われたら無理ですけどね。

■フードコーディネーターのおかげか、料理が全部おいしそうで観た後は絶対腹が減るのでご注意。あと、橋本愛の食事のシーンはなんかすごく官能的。松岡茉優の出番がそれほど多くなかったのは残念。

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