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エイプリルフールズ [映画]

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■『ジヌよさらば』と同日、2015/4/4鑑賞@チネチッタ。今年27本目の邦画14本目。

■これはオレが今最も信頼している脚本家、古沢良太さんのオリジナル脚本なので観ないわけには行かないかと。監督は『リーガルハイ』の石川淳一さんだから鉄板かな、と思ったのだけど、石川氏は映画初監督ということで若干の不安が。でも、群像劇というのを聞いていたので、群像劇大好きのオレとしては観といたほうがいいかなと。

■セックス依存症の医者(松坂桃李)の子供を妊娠した女性(戸田恵梨香)が、彼と別の女性(菜々緒)のデート現場のレストランに乗り込み、銃を持って立て籠もるというのがメインのお話。その他に、カチコミ寸前に自分と前妻の間の娘を誘拐するヤクザ(寺島進)の話や、余命いくばくもない妻(富司純子)のために皇族を装い豪遊する夫(里見浩太朗)の話とか、大小いくつかのエピソードがからみあってゆく。

■脚本の設計は確かで、エピソード間の繋がりもじょじょに明らかになっていくし、伏線もきちんと回収されている。ただ、メインのエピソードに今ひとつ面白みがないし、エピソードの数が多すぎてまとまりのない散漫な映画になってしまっている。ヤクザや老夫婦のくだりとかは結構じんわり来る話なんだけど。

■エピソードが多すぎて、結果的に出演俳優数が三谷幸喜作品なみの多さ。なので、ほとんど顔見世程度で終わっている俳優も少なくない。岡田将生、窪田正孝、小池栄子、小澤征悦などなど。

■こちらの期待値が高すぎたせいかも知れないけど、なんだかもったいない映画でした。


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