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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男 [映画]

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『新宿スワン』と同日の5/30鑑賞@チネチッタ。今年38本目の洋画19本目。

■JBことジェームス・ブラウンの伝記映画。主演のJBを演じるのはチャトウィック・ボーズマン。どっかで観た顔だと思ったら、『42〜世界を変えた男〜』の主演のジャッキーだった訳です。あとで書くけど、野球選手からライブアクトまでこなせる身体能力は凄いの一言。

■JBの幼年期からメジャーでブレイクして、そしてその後という話です。実はわたくし、ジェームス・ブラウンというミュージシャンにはあまり思い入れがない。もちろん知ってはいたけど、存命中にかなりの回数来日していたので、観に行こうと思えば行けたはずだが行っていない。しかしこの映画でのJBのパフォーマンスは本当にカッコ良かったので(チャトウィック・ボーズマンの完コピが秀逸)、これはやはり生で観ておくべきだったと、今頃になって後悔している。

■JBも若い頃は黒人というだけでいろいろな機会を削られた。アメリカが自省の意味でこういう映画を作るのはいいことだと思う。その他、意外と商売人のJBは、ブレイクしてからきちんと収入がミュージシャン側に還元されるような策を弄したりとかの面白いエピソードもあった。

■繰り返して書くが、JBのパフォーマンスが本当に凄く、まるでライブを観ているかのような熱気溢れる映画。これを劇中にも少し出てくるが、当時ライバル関係(?)だったストーンズのミック・ジャガーがプロデュースに噛んでるのも面白い。

■JBのパフォーマンスは、マイケル・ジャクソンやプリンスに受け継がれ、そして岡村靖幸(HPにコメントを寄せている)などに受け継がれているのだなと思った。特に最近の岡村ちゃんのライブアクトなんて、JBそのまんまである。

■しかし、これ邦題はもうちょっと何とかならなかったかな(原題は『Get It Up』)。そこはマイナス。

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