サザンオールスターズLIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」@札幌ドーム [ライブ]
■2015/6/6参戦@札幌ドーム。何だか最近3ヶ月連続でライブに行ってるな。以前のライブはこちら(『ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015@東京ドーム』と、『岡村靖幸 LIVE TOUR 2015 「This is my life」@Zepp Tokyo』)。何だか若い頃より頻繁にライブに行ってる気がする。終活なのか?(笑)
■本来行くつもりはなかった。東京のチケットが全滅だったので。しかしイープラスで試しに申し込んだら取れたじゃないですか。山下達郎と竹内まりや以外は地方遠征(いわゆる追っかけ)をしなかったわたくしにとっては初でしたね。サザンのライブは二年ぶり。前回の日産スタジアムのライブは真夏なのでクソ暑く、熱中症寸前だったのだけど、今回は6月とはいえ北海道なので寒すぎ。ライブ中は大丈夫だったけど出てからが超肌寒い。その日札幌の気温は11℃だったそうな。
■金がないのでジェットスターで札幌へ。しかし成田空港からサザンのTシャツを着たファンが結構いたりして。新千歳空港駅で、快速エアポートが発車しそうなので飛び乗ってロングシートに座ったら、なんと斜め向かいに久保ミツロウが座ってるじゃないですか! ツイッターのアイコンと同じ眼鏡をかけてるのですぐ分かりました。が、周りの客を見てもドギマギしてるのはオレだけで、ほぼ皆様気づいてない模様。おまけに久保センセイの前に茶髪の兄ちゃんが通路でスーツケースにまたがり少年ジャンプを読むという暴挙(笑)。久保センセイはまったく動じずスマホをいじっておられましたが。久保センセイとオレは同じく札幌駅で降りたけど、サザンのライブが目的なのかなと思ったら違ったらしい。
イースタンユースツアーファイナル、ニノさんラストでしたがいつも通り飄々としたままだったので普通にライブ楽しく味わって終わってもうた〜ありがと〜ニノさ〜ん @ cube-garden https://t.co/AnEDdpr6fo
— 久保ミツロウ (@kubo_3260) 2015, 6月 6
■「イースタンユース」というシブい4ピースバンドのライブが目的だったらしいです。オレはそのまま予約したビジネスホテルに荷物を置いて札幌ドームへ向かう。スーパーホテルだったんだけど価格がいつもの1.5倍。動員率が高いバンドのライブだとビジネスホテルも強気の価格設定になっちゃうんだよね。山下達郎さんは収容人数の少ない会場でしかライブをやらない(音響重視)ので、地方に遠征してもそんなことはなかったのだけど。
■札幌ドーム、立派な会場だが動線設計がクソで、中を移動するだけでもの凄く時間が掛かった。日ハムファンの人は文句を言わないのだろうか。それはさておき今回のツアー、3月発売のサザンとしては10年ぶり(!)のニューアルバム『葡萄』のリリースに伴うもの。なのでセットリストは『葡萄』の収録曲中心で、オレの中では傑作と思っている前作『KILLER STREET』からは一曲もなし。これは毎度のことだが『NUDE MAN』からもなし。それどころか、今までに行ったライブでは必ず演っていた『勝手にシンドバッド』と『いとしのエリー』すらなかったのだ。好意的に考えるとまだまだ現役頑張りますよ、という意思表示なのかとも思えるけど。
■桑田佳祐の声の調子もよく、パフォーマンスも良かった。ただ、これは今に始まったことではないが、前回にまして映像演出が派手というか過剰すぎて、じっくり演奏を聴きたいタイプのオレはちと苦手。まあサザンのライブはその種のパフォーマンスと考えるべきなんだろうが。
■『葡萄』というアルバムをあまり聴き込んでないせいか、前述したセットリストの点ではちょっと不満が残った。それに、桑田佳祐は政治的な歌(『ピースとハイライト』とか)があまり得意じゃないように思う。政治的な歌を歌っちゃダメと言う意味ではなくて、あからさまな比喩ではなくもう少し咀嚼した歌詞にしたほうがいい。オレ的には春歌に近い男女の情念の歌が一番好きなんだけどな。
■でもサザンならではのなかなか楽しいライブでした。札幌ドーム弾丸だけじゃもったいないので、翌日は余市まで足を伸ばしニッカ余市蒸溜所に行ったりして、初夏の北海道を満喫しましたとさ。
2015-06-19 19:07
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