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HERO [映画]

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■2015/7/19鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年50本目の邦画26本目。このブログを読んで戴いている奇特な皆様は、オレが映画だけでなくドラマ好きということはご存知かと思うが、この映画のTVシリーズ、スペシャルも含めて全部見てるんですね。前作の映画は劇場では観てなくて、WOWOWで見たのだけど。それより何よりフジの異常とも言える番宣の嵐に流されたかも。

■TVのシーズン2と同じメンツに、シーズン1では検事・久利生(木村拓哉)のパートナーだった事務官の雨宮(松たか子)が登場するのがおそらく今作のいちばん大きな売り。皆様だいたいご存知だと思うので、前作までのエピソードは説明しません。

■今回は、欧州の「ネウストリア」大使館から逃げ出した女性が車道に飛び出し轢かれて死ぬ。そこに久利生たちの東京地検城西支部チームが、大使館内部との繋がりを疑い、外交特権の壁に挑む、って話。

■以上です。この映画に作品としての深みを求めるのは間違い。あくまでドラマの延長線上の映画だし、おそらくそれを期待して来た観客が大部分でしょう。でも納得して来た観客の中には普段映画を映画館で観ない人が多数含まれてるようで、上映中の大声の私語とか結構辛かったね。まあこれもお国柄なので何とも言えないし、昔アメリカで映画を観た時はみんな大声で話してたしね。この辺は何とも言い難い。

■話のスケール、でかいようでそうでもないです。外交特権に関する話は結構映画・ドラマのネタとして使われてるし、結局最後は人情話でオチている。でもこの映画の観客は大部分そのカタルシスを求めているかと思うので、まあいいかと。

■ドラマファンとしては普通に面白かったです。ただ、結末的に久利生と雨宮と現在の久利生の事務官・麻木(北川景子)の三角関係を曖昧にして終わらせたっていうのは、続編ドラマ・映画を仕込んでるんでしょうか。この映画の限りでは、雨宮がヒロインなんですけど。なんかフジテレビ、なりふり構ってないかも。あと、脇役でも決して手を抜かない新井浩文と、雨宮に振られるアンジャッシュ児嶋は良かったな。

■最後に思ったのだけど、このドラマシリーズや映画の魅力の5割以上って、メインテーマの楽曲に拠るところ大なのでは。カッコいいもんね。

■おまけ。この映画もまた、チネチッタ(チッタデッラ)でロケしていた模様。キムタクと北川景子が外の屋台で食事してるところにトラックが突っ込んでくる場面。残念ながらチネチッタでは観なかったんだけど、この辺はロケ比率高いな。オレは散々来てるから違うけど、未体験の人には新鮮なロケーションなのかもね。

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