ターミネーター 新起動／ジェニシス

■2015/7/19鑑賞＠TOHOシネマズ川崎。今年51本目の洋画25本目。『HERO』と同日。

■最初の『ターミネーター』から数えて5作目。でも実は、1作目と2作目しか観ていない。特に2作目は「カロルコ・ピクチャーズ」というアメリカの映画製作会社（もうありません）他が製作したのだが、当時いた会社の系列会社がそこに出資していて、たまたま同期入社のM君がカロルコ担当になってて「ターミネーター野郎」とか言われていた。なので2作目はおそらくタダ券で観に行ったのかなという記憶。

■閑話休題。まあそういう話はどうでもよくて、要は未来の悪党集団スカイネットが、救世主ジョン・コナーに敗れたので、彼の出生を阻止すべく、母親のサラ・コナーを過去に遡って抹殺するためにタイムマシンで殺人機械のターミネーターを送り込むという話。ターミネーターはたくさん出てくるが、メインキャストはT-800（アーノルド・シュワルツェネッガー）。1作目は悪役なのだが2作目以降は正義に転じる。あと2作もだいたいそんな話らしい（間違ってたらお知らせください）。ただ4作目は、シュワちゃんがカリフォルニア州知事だったこともあり出演していないみたい。

■オレの感想も雑だけど今作の設定も結構雑である。基本的な話の流れは大体同じ（細かいところは違うけど、ネタバレになるので）で、サラ・コナーを巡ってのターミネーター軍団とT-800の戦いがメイン。『T2』のCG（特に「モーフィング」。今でもそう言うのかな）は凄いなと思ったけど、もちろん四半世紀を経てるのでCGもしくはVFXは格段に進歩している。でも正直、びっくりするほど進化したとは思えない。

■でも何だか面白かったです。ターミネーターと言えば、あの「ダダンダンダダン」というテーマ曲（？）と、シュワちゃんの決め台詞「アイル・ビー・バック」が印象的なのだけど、今作の中ではシュワちゃんが「アイル・ビー・バック」って言うと、サラ・コナーが「はあ？」みたいなシーンがあって自己パロディ的に面白かった。そのへんはちょっとクールだったかな。あと、サラ・コナー役のエミリア・クラークが結構良かったです。初見でしたが。