ボヴァリー夫人とパン屋 [映画]
■2015/7/20鑑賞@チネチッタ。今年52本目の洋画26本目。何というか、官能的な映画を観たかったという理由が正しいところかな。
■監督もメインキャストもよく知りません。でもまあ、そういう観方もあっていいかなと。『ボヴァリー夫人』というのは18世紀の小説で、サマセット・モームによれば「世界の十大小説」だって。未読だし読む気もないけど。ただ18世紀時点では当初発禁になったくらいの官能的、いやめんどくさいので以降統一、エロい小説だそうな。
■この映画は『ボヴァリー夫人』とはさほど関係はなく、フランスのノルマンディーで暮らすパン屋のマルタン(ファブリス・ルキーニ)の隣家にイギリスからボヴァリー夫妻が越してきたところから始まる。マルタンはボヴァリーの妻・ジェマ(ジェマ・アータートン)に興味を惹かれるが、それは彼が耽読してきた小説『ボヴァリー夫人』の主人公と名前が一致しているからだった。それ以降、マルタンはジェマの行動をなんとなく注視してしまい、時折干渉するようになる。
■別にサスペンスでもないので、ネタバレに気を使わなくてもいいのだけど結末は伏せる。とにかくジェマ・アータートンがエロいのです。R15+なのでそれなりの濡れ場はあると思ったし、実際あるのだけど、濡れ場自体は予想ほど多くない。もう所作がエロいし、下手したらパンを食べてるシーンすらいちいちエロいのです。
■ま、スケベな初老の主人公の妄想とも取れる映画ですが。結構面白かった。エロを連発して敬遠する方が増えるのが心配ですが。何を今さら。
2015-07-28 01:58
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