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図書館戦争 THE LAST MISSION [映画]

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■『ファンタスティック・フォー』と同日、2015/10/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年73本目の邦画38本目。

■前作『図書館戦争』は、映画館ではなくWOWOWで見たのだけど結構面白かった。それに昨年秋の連ドラ『Nのために』を見て以来、どうも榮倉奈々がお気に入りになってしまったようだ。その余波で昨年末の『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』と今年年初の『娚の一生』と、榮倉奈々がヒロインの映画を二本連続で観てしまった。アホか。『MIRACLE』はイマイチだったけど『娚の一生』は結構良かった。当たり前だけど女優さんの輝きは演出と脚本に左右されるということ。

■このブログを読んでいただいている奇特な方々の中には、リアルなわたくしをご存知の方が一定数いらっしゃる。大多数と言われると泣きそうなので止めてください。で、ご存じの方は知ってることだけど、わたくしの身長は164cmです。母方の祖父を除いて、親族はみんな背が低いのでこれは強烈な遺伝です。チビ仲間を一括りにする訳ではないけど、なぜか背の高い女性に惹かれる傾向があるようです。でも自分より背の高い女性とお付き合いしたことは一度もないし、アプローチしたことすらありません。こちら側の都合ではなく、「まあ自分より背の低い男性とは付き合わないだろうな」という想像に依ります。よく分からない方は松任谷由実の『5センチの向こう岸』という歌を聴いて補習してください。

■でと。この映画の主役、堂上教官役の岡田准一の公称の身長は170cm。ヒロインの笠原郁役の榮倉奈々の公称の身長も同じく170cm。特にご覧になった方は分かると思うけど明らかに嘘だよね。岡田くんの身長って実際はオレ(164cm)と同じくらいじゃないかと思うし、榮倉奈々はもう少しデカいと思う。しかもそれを映画の中では隠しもせず、堂上は笠原に「お前、デカいな」とかいう台詞はあるし。大袈裟だけど、榮倉奈々は「デカいけど可愛い」というキャラクターを日本映画で初めて確立したのではないかなと。

■映画の本題になかなか入っていけなくて申し訳ありません。舞台はパラレルワールドの日本。人権保護を看板とした「メディア良化法」が成立して図書の取締りが強化されるが、それに対抗して図書館側は「図書館の自由法」を成立させ、「メディア良化隊」に対し、武力を行使できる「図書隊」を作り対抗する。最初の衝突からの続編が本作。

■映画のストーリーはなぞりません。自衛隊が全面協力している戦闘画面の迫力、岡田准一の驚異的な身体能力、榮倉奈々のデカさ(笑)。ストーリーに緩みもないし面白い映画だと思います。

■でも、これは映画というより原作の設定のせいだと思うのだけど、国内で、図書館内限定とは言え、メディア良化隊(国側)と図書隊(地方自治体?側)が武力衝突して死者も出るという設定が若干突飛。フィクションとは言えリアリティがない。前作の時も思ったけど。

■原作者の有川浩さんは『空飛ぶ広報室』とかも書かれている通り、たぶん自衛隊フリークだ。だから「図書隊」の「専守防衛」はそのまま自衛隊の主旨にも繋がるしモデルなんだろう。そして「表現の自由」が脅かされている現在に対する警鐘の小説だと思うし、映画もそれを継いでいる。

■まあ、最近は左翼(オレもどっちかというとそうです)の人でも自衛隊にアレルギーを示す人は減ってると思うけど、このシリーズは有川さんなりのメッセージなのかな。この映画がエンタで示せるギリギリのメッセージと考えると少しヤバイかも知れない。

■あ、榮倉奈々はやっぱすごくいいです。この映画のメッセージについてはみなさんで個々に考えましょう。ただ『バクマン。』の1位を奪ったのは何か悔しい。

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