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マクベス [映画]

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■2016/5/15鑑賞@TOHOシネマズららぽーと横浜。今年61本目の洋画35本目。通常ならばそんなに食指が動く作品ではありませんが、毎度の事情(省略)で観ることにいたしました。

■原作はシェイクスピアの「四大悲劇」と称される戯曲『マクベス』。

■11世紀のスコットランド。内戦が頻発し、スコットランド王・ダンカンは窮地に陥るが、それを救ったのは配下のグラミス領主・マクベス(マイケル・ファスベンダー)だった。マクベスと戦友のバンクォーは荒野で3人の魔女に会い、マクベスがスコットランド王になり、バンクォーの子孫がその後を継ぐだろうという予言を受ける。マクベスはその後より大きいコーダー領主に封じられるが、経緯を手紙で知った彼の妻(マリオン・コティヤール)は一計を案じる。

■マクベスは領地に訪問したダンカンを謀殺し、上手く取り繕ってスコットランド王に登り詰める。しかし周辺への不信感から畏友・バンクォーをも謀殺し、マクベスの足元は揺らぎ始める。

■以上、ほぼ原作に忠実にあらすじを辿ってみました。改めて確認すると、これ、「悲劇」ではなくて自分の欲望に忠実になりすぎた男の末路、って感じですね。おそらくスコットランドの各地でロケしたであろう映像は非常に重厚で、ロンドンには行ったことあるけどスコットランド未訪問のオレとしては少しそそられます。

■映像美は十分だけど話はちょっと退屈だったかな。映画ならではの斬新な切り口を作ろうと思いはしたのだろうけどちょっと不発。お好きな方はどうぞ。

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