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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 [映画]

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■2016/12/30鑑賞@TOHOシネマズシャンテ。今年136本目の洋画68本目。この映画もTOHOシネマズシャンテの先行公開(本公開は2017/1/14)で、現時点で上映しているのはこちらだけ。なのだけど面白そうなので年内に観ておくことにした。

■イギリス軍の諜報機関の将校、キャサリン大佐(ヘレン・ミレン)は上司の国防相・フランク中将(アラン・リックマン:この作品が遺作とのこと)と連携し、米軍のドローン偵察機を使い英米共同のテロリスト捕獲作戦を指揮している。ドローン偵察機が、ケニア・ナイロビに潜んでいる凶悪なテロリストたちを確認。そこで彼大規模な自爆テロ計画が発覚し、捕獲は殺害作戦へと切り替わる。アメリカではキャサリンの指示を受け、ヘルファイアミサイルの発射準備に入る。がそこで、殺傷圏内にパン売りの幼い少女がいることがわかる。

■そこで国をまたいだ政府や軍とのやり取りが延々と繰り返されるのはどっかで見たことがあるな、と思ったら『シン・ゴジラ』でした。これもまたポリティカル・サスペンスの映画。多国間に渡るのでそれぞれの利害が相反したりして、ゴジラ襲撃の前の日本政府のようなグダグダ感。そしてヘレン・ミレンの、口では少女の命優先と言いながら、実際は屁とも思っていない腹黒さが最高。

■結末は書きませんが、大部分の話が会議室なので、『踊る大捜査線』の青島刑事なら「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と怒鳴りそうな内容です。面白いけどちょっと後味が悪い。でも現実は結構これに近い形になっているんだろうな。

■これも割合お薦めです。1月には全国公開されると思うので。

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