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セラヴィ! [映画]

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■2018/7/8鑑賞@チネチッタ。今年60本目の洋画34本目。

■そもそも観るつもりもなかったし、知ってる俳優が出ている訳ではなかったのだが、時間が空いているし、たまにはフランス映画もいいべ、と思って。夏だしね(変な思い込み)。

■あとから知ったのだけど、ヒット映画『最強のふたり』と同じ監督コンビだそうで。『最強』は観たかったけどまだ観れてない。所詮年に100本程度では観逃す映画は山のようにあるわけですよ。

■以下、俳優を知らないので俳優名は全省略。長いこと一流のウエディングプランナーとして君臨してきたマックスもそろそろ年。最後に一花咲かせようと、17世紀のお城での大規模なウェディングの仕事を受託したが、トラブルが続いた上に、スタッフがほぼポンコツ。そしてマックス自身も私生活でのトラブルが続き万全ではない。当然、いろいろなトラブルが巻き起こることになるが。

■コメディ映画です。日本に例えると(良くないけどね)三谷幸喜の映画にテイストが似ている。飽きさせないシチュエーションの連続でなかなか楽しい。とっくに上映は終わってるのだが(当たり前だ)自宅で気楽に酒を飲みながら見る、という状況に適してるかな。しかしちょっと調べたら、洋画で昨年夏の公開にも関わらず、まだ日本ではパッケージにもなってないし配信もなさそう。

■無理をする必要はないけど、結構オススメの映画です。機会があれば是非。わたくしフランスはトランジット以外では寄ったことがないので、この映画で少しフランスに旅行したくなりました。マジで。

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バトル・オブ・ザ・セクシーズ [映画]

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■2018/7/7鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年59本目の洋画33本目。

■2017年のアカデミー賞で、『ラ・ラ・ランド』で見事にアカデミー主演女優賞を獲ったエマ・ストーン。オレは結構前からファンだが、彼女の新作が全米公開が2017/9なのに、日本での公開がほぼ一年後の2018/7って、なんかおかしくね?とは思った。色んな理由は推察されるけど。まあそれは置いとく。

■直訳すると『性差の争い』になっちゃうんだけど、これは敢えて日本語訳にしなかった配給会社が正しいと思いますよ、おそらく。

■テニスに多少興味のあるオレと同世代の人なら知っていると思うが、70年代の女子テニス世界チャンピオンのキング夫人(エマ・ストーン)が、男子と比べて賞金や待遇差に異論を唱え、女性の待遇改善のために元男子世界チャンピオン、ボビー・リッグス(スティーブ・カレル)とのエキシビションマッチに臨むという話。

■自分は中学の時に軟式テニス部(今で言うソフトテニス部)にいたので(選手としては全然ダメでした)、当時の人気漫画『エースをねらえ!』には興味があり、何故主人公岡ひろみの先輩でありライバルの「お蝶夫人」こと竜崎麗香が高校生なのに「夫人」扱いなのがまったく分からなかった。ま、当時テニスで世界的に有名だったキング夫人と、オペラの『蝶々夫人』を掛けたのは今だから分かることだけど。

■映画としては楽しい作品でした。当時の世界テニス界で女子テニスがあまりに低く見られていたのを実感もしたし、ちょっとコメディ感もあった。そして前作『ラ・ラ・ランド』の華奢なイメージから豪腕のテニス選手に転身したエマ・ストーンの努力にも感服したわな。

■こういうジェンダー問題を扱う映画の興行時期をずらす日本映画界には失望を感じた。テニスファンには楽しい映画のはず。大坂なおみが世界ランク一位の現状ならなおさらね。

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2018年、面白かった映画 [映画]

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■2019年初投稿です。が、喪中につき新年の挨拶は差し控えさせていただきます。もうブログを一ヶ月以上書いてないや。

■2018年に観た映画は107本。複数観たのも含めると計112本。全部のブログを書けてないので、洋画と邦画の比率はいずれ追記しますが、徐々に鑑賞本数が減ってるなあと。作品の出来云々ではなくて、オレの意欲が減退しているからかも。年かな。

■例年ならば、各映画のエントリにリンクを貼って感想を述べておりますが、昨年はだいたい7月アタマ分までしか感想をブログにアップできてません。昨年はほぼ一ヶ月遅れで昨年分の感想を全部アップした上でまとめを書いてましたが、今年はこの調子だとまとめが夏になりそうかと。さすがにそれはまずいので、ブログを書いてない作品については現時点での感想を付記した後、本編を書けたらあとでリンクを貼らせていただきます。申し訳ありません。

■さて、洋画から行きます。
・『ボヘミアン・ラプソディ』
 ブログ書けてませんが、クイーンの全盛期に中高生だったオレは、当時あまり聴いてませんでした。しかしそんなオレでも上映中の全曲は分かり、そして涙した。クイーンの音楽性が優れていたことと、映画の構成が素晴らしかった。ファンには事実じゃないという不満の声もあったみたいだけど。傑作。

『シェイプ・オブ・ウォーター』
 そりゃ『パシフィック・リム:アップライジング』の監督蹴るわ。

『レディ・バード』
 田舎者には染みる話。高校生の話だけどキラキラしてない。

『レディ・プレイヤー1』
 スピルバーグ入魂の力作。でもアカデミー作品賞はないかな。

『スリー・ビルボード』
 『シェイプ・オブ・ウォーター』がなければ、アカデミー作品賞は獲れてたかも。

■次は邦画。
『愛しのアイリーン』
 漫画家・新井英樹の作品が映像化されるのは、ドラマ『宮本から君へ』に続いてだけど、同じ年なのは何かの偶然か。題材が濃すぎてヒットもしてないけど、ぜひ観て絶望感を味わって欲しい。

『今夜、ロマンス劇場で』
 正直ベタな映画だけど、昭和30年代の邦画の状況に憧れる人ならツボにハマるはず。オードリー・ヘップバーンを思わせる綾瀬はるかの美貌は素敵。

『万引き家族』
 カンヌのパルムドールを獲ってニュースになり、映画好きで知らない人はあまりいないと思うけど、傑作。ただ繰り返し見るのは辛い。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
 韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』の日本版リメイク。オリジナルも傑作。大根仁監督は超ベタで来たが、それが何とも言えぬ良さ。劇伴の小室哲哉の数々のヒット曲もいいが、タイトルにも流用されているオザケンの『強い気持ち・強い愛』の使い方が秀逸。

・『止められるか、俺たちを』
 これもブログ書けてません。今年の公開作が多かった白石和彌監督の、その中でも渾身の作品。小規模公開なのでヒットとは言えなかったが、映画全体の熱量がハンパない。しかし最近、メジャーで稼いでインディーズで撮りたい映画を作るという若手監督が増えてきたかも。いい傾向。機会があれば是非見て欲しい。

■2018年は以上です。このエントリも更新していきますので、できれば今年もお付き合いをよろしくお願い致します。

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女と男の観覧車 [映画]

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■2018/7/5鑑賞@109シネマズ川崎。今年58本目の洋画32本目。

■齢82歳のウディ・アレン監督の作品は、近年は年一ペースになってきたが必ず観る。特に昨年公開の『カフェ・ソサエティ』は最近の監督作の中でも素晴らしく良かった。で期待して観た訳なんですが。

■コニーアイランドの遊園地に併設されるレストランで働く主人公のジニー(ケイト・ウィンストレット)は、現夫のハンプティ(ジム・ベルーシ)とハンプティの連れ子のリッチー(ジャック・ゴア)と暮らしていた。不満を持ちながらも生活していたジニーに転機が訪れる。ハンプティの前妻の娘で、グレ筋の男と結婚して縁を切られたはずのキャロライナ(ジュノー・テンプル)が舞い戻ってきたこと、そしてライフガードのミッキー・ルービン(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会ったことから人生の歯車は狂い始める。

■最近のアレン監督の作品は凄かったのだけど、この映画には同意しかねる。ま、舞台がアレン監督が20代を過ごした50年代、あと若い人は知らんけど郷愁を誘うのは遊園地が舞台だとかね。

■アレン監督作はなんでもまあまあブラックなんだけど、この作品に関しては救いがない。何で救いがないかというネタバレは避けますが。

■まあでもこれからもご健在で、一本でも多く映画を撮っていただきたいです。

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パンク侍、斬られて候 [映画]

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■2018/7/1鑑賞@109シネマズ川崎。今年57本目の邦画26本目。

■原作は町田康の同名小説。未読。知ってる人は知ってると思うけど、パンクバンド『INU』のボーカリストで、その後作家に転身し芥川賞受賞。音楽も小説もあまり興味がなかったのでまあまあスルー。が、石井岳龍監督でクドカン脚本、そして綾野剛主演となれば観ないわけには行かないではないか。

■江戸時代の浪人・掛十之進(綾野剛)はとある藩で物乞いを斬りつけ、「藩の災いになる」とその場を去る。実は十之進の猟官活動に過ぎず、斬られた男は濡れ衣だったが、十之進はそれをきっかけに藩に食い込む。それからとんでもない話が展開していく。

■面白かったですよ。綾野剛はこういう変な人の役が絶対に合う。共演の北川景子、染谷将太、またバカ役の東出昌大などなど、適材適所のキャスティング。

■でもまあ、ちょっと狙いすぎたかな感もある。詳細は省くけど開始10分で、十之進が誰に斬られるのかがもろネタバレだし。評価としては微妙。

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ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー [映画]

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■2018/7/1鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年56本目の洋画31本目。

■SWファンじゃない人でこの映画を観る人はかなり限られると思うけど、ざっくり言うとハン・ソロがルークたちと出会う前の若き日の冒険譚。配給がディズニーになってからのスピンオフ第二弾です。

■若き日のハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)がいかにして盗賊となったかという前日談。結構面白かったしハラハラもした。問題は主演のオールデン・エアエンライクが、ハリソン・フォードの若き日にあまり似てなかったところだけど、まあまあ許容範囲ではあったかな。

■初恋の相手キーラ(エミリア・クラーク)も美しかったし、ストーリーとしては今作で完結してないので是非続きを観たいところだが、日本公開前の全米での興収が芳しくなかったことで、SWシリーズのスピンオフは当面凍結だとか。

■日本ではファンが多いので、全米より遅れた公開ではなくて同時公開だったなら、少しはマシだったかも。まあでも、最近のSWシリーズの公開頻度の高さは、昔からのファンには抵抗があるかもね。新鮮さの意味で。

■個人的にはエピソード1の終盤で死んだはずのダース・モールが映像で出て来たのに違和感。今作は時間軸的にはエピソード3と4の間なのだ。まあでも、挽回による続編の制作を期待したい。

■最近ブログは休眠状態でしたが、何とか今後は頑張って書こうと思いますので、よしなにお願いします。

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山下達郎 「PERFORMANCE 2018」@NHKホール [ライブ]

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■2018/6/29参戦@NHKホール。梅雨なのに酷暑だと思ったらこの日で梅雨は明けていた。記憶に残る日。6月中に梅雨が明けるっておかしくね?

■当然今年のライブ1本目。達郎さん単独のライブとしては、自分で同一ミュージシャンに行ったライブ回数としては最大の9回目。今回はNHKホールに当選したということで遠征費用なし(笑)。ちょっと寂しいけどね。でもそのおかげで、ホールで昔の同僚だったMさんや、大学の後輩のH君に会うことが出来た。楽しかった。

■以前にも書いたけど、ライブ参戦記録と関連エントリを再掲。
・「PERFORMANCE 2008-2009」@NHKホール。2009/1/31参戦。ログなし。
・「PERFORMANCE 2010」@中野サンプラザ。2010/10/3参戦。ログなし。
「PERFORMANCE 2011-2012」@神奈川県民会館。2012/4/1参戦。
「PERFORMANCE 2013」@島根県民会館(松江市)。2013/9/18参戦。
「Maniac Tour〜PERFORMANCE 2014」@新潟県民会館(新潟市)。2014/8/8参戦。
「PERFORMANCE 2015-2016」@ベイシア文化ホール(前橋市)。2015/10/16参戦。
「PERFORMANCE 2015-2016」@NHKホール。2016/3/24参戦。
「PERFORMANCE 2017』@宇都宮市文化会館。2017/4/2参戦。
・【番外編】竹内まりや「souvenir 2014」@ゼビオアリーナ仙台。2014/11/29参戦。

■セトリ的には通常のツアー&若干「マニアックツアー」的な感じだったかな。旧友たちにも会えた効果もあってとても楽しかった。びっくりしたのは公演前の待合で見かけた、オレ的には70代半ばに見えた女性がいらっしゃったこと。でも冷静に考えれば当たり前か。達郎さんは確か65歳位だけど(間違ってたらゴメン)10歳位上のファンがいてもおかしくないものねえ。

■願わくば、達郎さんがツアーを辞める最後まで見届けていたい。幸運なのかも知れないけど、このライブはオレの生きがいです。

■その割に「何4ヶ月遅れでブログ書いてんだ! 誰も覚えてねーよ!」というご批判は甘んじてお受けします。

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焼肉ドラゴン [映画]

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■2018/6/24鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年55本目の邦画25本目。

■鄭義信による同名戯曲を映画化した作品。鄭義信さんはあまり印象になかった方なのだが、年初に石原さとみ主演の舞台『密やかな結晶』を観て面白かったので。演出家の名前をチェックしたら鄭義信だったので興味が湧いた。その後調べたらまあまあ昔の映画『月はどっちに出ている』(岸谷五朗&ルビー・モレノ)の脚本家のひとりでもあったということで。ま、真木よう子、大泉洋、井上真央が好きな俳優さんということもあるけど。

■1970年の伊丹あたり。在日韓国人の龍吉(キム・サンホ)と妻の英順(イ・ジョンウン)は夫婦で小さな焼肉屋をやっている。長女・静花(真木よう子)、次女・梨花(井上真央)、三女・美花(桜庭ななみ)の他に末っ子の時生(大江晋平)の6人家族。梨花の婚約者である、同じく在日韓国人の哲男(大泉洋)は心に思うところがあるようで。

■戦後のドサクサの中、龍吉は確かにこの土地の権利を購入したはずだったが、市役所側はそうはみなさず不法占拠とし、伊丹空港拡張のために立ち退きを迫られている。時生は将来のために、と名門の私立の高校に入れられたが、そこで韓国人であることを理由に陰湿ないじめに遭っている。

■ネタバレをすると、結局家族は離散するのだが、ある者は韓国に行ったり、またある者は北朝鮮に行ったりと(その当時は帰朝活動があったらしい)なかなかシビアな結末。観ていて楽しい映画ではなかったが、観るべき映画のひとつだと思う。ただ、舞台の映画化として、(この作品だけではないけど)スケール感に乏しく、「これ劇場で観る必然性ある?」とは思ったけどね。

■この映画も『万引き家族』同様、文化庁助成金を受けているんだけど、一部のおかしな方々がまた「在日韓国人の映画に助成金を出すのは何事だ!」といちゃもんをつけたわけですよ。オレの出身の愛媛県も含め、主に西日本ではだいたい、在日韓国人/朝鮮人が主に住んでいる集落がほぼあって、差別とかいがみ合いもありながら共存してきた訳です。東日本では西日本よりは多くないので、そう主張される方々は共存してきた経験がないのかな、と。

■まあ、長年に渡って、(アイヌ人と沖縄人は別にして)単民族国家であった日本が招いた島国根性のせいとは思いますけどね。でもちょっと考えれば、日本人というのは「日本で生まれた純血民族」でも何でもないことは容易に想像できると思うんですけどねえ。

■余計なことを書きすぎました。申し訳ございません。

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空飛ぶタイヤ [映画]

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■2018/6/21鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年54本目の邦画24本目。

■皆様ご存知の通り、池井戸潤の小説はその性格上(勧善懲悪)、ものすごく映像化されており、代表作は超ヒットしたドラマ『半沢直樹』な訳ですが、初映画化というのは存じ上げませんでした。ちなみに、この『空飛ぶタイヤ』は以前WOWOWで三上博史主演でドラマ化されてまして、オレもそれは見てました。面白かったです。しかし今回映画を観たところ、あまり内容を覚えてなかった(笑)。原作小説読んでないしね。加齢に感謝します(涙)。

■中小の運送会社の赤松運送の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、ある日自社が運行していたトラックのタイヤが外れ、たまたま近隣を歩いていた柚木妙子(谷村美月)を直撃し妙子は亡くなってしまう。警察は捜査に動くが、結論はトラックを製造したホープ自動車ではなく、赤松運送の整備不良ということになり、会社は存亡の危機に立たされる。納得の行かない赤松は、同じトラックで同様の事故がないか執拗に調べ始める。彼の熱意に、敵でホープ自動車のカスタマー課の課長・沢田(ディーン・フジオカ)や記者の榎本(高橋一生)も動かされ、巨大企業に潜む闇を追及するのに同調していく。

■いつもの池井戸節ですが、面白かったし実際にヒットもしました。WOWOW版の三上博史(オレと同じくらい背が低い)の中小企業社長感がピッタリだったのと比べ、現役アイドルでイケメンでオラオラ感がある長瀬智也がそんな役やれるのかなという危惧はあったんだけど、いつものバカハンサムを封印してきちんと出来てました。そしてオレ的には大根だと思っていたおディーン様の演技が結構良かった。高橋一生はこの映画では箸休め程度だったけどね。

■面白かったので機会があれば是非、レンタルか配信で。池井戸作品の映画化、これから増えそう。


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レディ・バード [映画]

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■2018/6/10鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年53本目の洋画30本目。

■超有名な俳優陣が出てる訳でもないし、グレタ・ガーヴィグ監督の作品も未見だったので(初監督作なんで当たり前です)、この作品がアカデミー賞の各賞にノミネートされていたのが不思議だった。だけど映画を観て疑問は氷解した。とても親しみやすい映画だったのだ。

■サクラメントに住む女子高生のクリスティン(シアーシャ・ローナン)はムダに自意識が高く、自らを「レディ・バード」と名乗る。田舎(つってもサクラメントなんでまあまあ大都市)にいる自分が耐え難く、東海岸の都会の大学に進学したいと思っているが、父親が失業中ということもあり、母親は地元の大学への進学を望んでいる。

■それに抗いながら、高校生活を送るレディ・バードだが、最初にできた彼氏はゲイだったり、二番目の初体験の彼氏はヤリ○ンだったり、親友とは離反したりして散々な生活を送るという経過。

■自分の過去と比較して申し訳ないけど、田舎(サクラメントと比較にならないくらい四国の田舎)の高校生だったオレは、自意識は高いが頭が悪い若者の実例として「オレはこんなところで暮らす男じゃない」という思い込みがあったので、すごく共感するのだ。で大学はどこに行ったかというと地方都市の仙台。バカ過ぎますね。

■でも、とても暖かい映画だった。各映画賞にノミネート・受賞したのも納得がいく。そしてレディ・バードが物語の中で少しずつ成長していくところも感動。現在の日本のJK映画は恋愛至上主義で、おそらくこんな映画は作れないと思う。

■とてもとてもお薦めです。が、遅筆ゆえ現在の上映館はほぼありません。11月にディスクの販売&レンタルが始まるようなので、是非そちらで。

■そもそも映画館で観てほしい映画を告知するのが目的のひとつのブログなのに、何やってるんですかねえ。書く密度を上げたいと思ってます。

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