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アンロック/陰謀のコード [映画]

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■2018/5/13鑑賞@TOHOシネマズ新宿。今年39本目の洋画24本目。

■例によってB先輩のお薦めで、コンパクトにまとまったちょうどいいサスペンスとのこと。ただ地元(川崎)でやっている映画館はなかったので、久々にTOHOシネマズ新宿まで遠征。日比谷といい、新しめの映画館で観るのは快適。ただ、TOHOシネマズが旗艦館としている六本木は、古めな感じが否めないけどね。

■CIAの女性尋問官、アリス・ラシーン(ノオミ・ラパス)はある事件をきっかけに第一線を退いていたが、かつての上司・ラッシュ(マイケル・ダグラス)の勧めで、イスラム派がテロを企てている対策のための復帰する。しかしそこには罠が仕掛けられていた。

■本当にコンパクトに纏まっているちょうどいい娯楽作品。そして、主演のノオミ・ラパスはチャーミングだし、結果として悪役になるマイケル・ダグラスもさすがの演技。

■申し訳ないがとっくに上映は終わっているので、レンタルでどうぞ。ダイニングでビール片手に見るのにはちょうどいい作品だと思います。

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孤狼の血 [映画]

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■2018/5/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年38本目の邦画15本目。

■原作は柚月裕子さんの同名小説。まだ小説は読んでないが、白石和彌監督作であることと、地元の飲み友達の某嬢が「たぶん面白いと思います!」と薦めるので観ることにした。その後に感想を某嬢に話したら、「グロそうなので観れません」ってなんだそりゃ(笑)。

■舞台は昭和63年の広島県呉原市。もちろんモデルは呉市なのは自明。広島大学を出た、広島県警ではエリートの日岡(松坂桃李)は、密命を帯びて呉原東署に赴任する。バディを組まされたのは、ルール無視でダーティな仕事も厭わない刑事・大上(役所広司)だった。当初は反発していた日岡だが、大上の人柄を知るにつれて。

■オレの故郷は呉市に海を挟んで隣接する今治市なので、方言も似ていて懐かしさもあった。

■面白かった。法的に規制されている訳ではないが、いわゆるヤクザ映画は現在は日本の新作映画ではほぼ公開されていない。

■久々に観た熱量の高い日本映画。最近は間違った正義感がはびこっていて、この映画や、是枝裕和監督の『万引き家族』など、犯罪を扱った映画に対してNGを突きつける想像力に乏しい観客(いや、観てもないか)が多い。どんなに暑苦しい国家になってしまったのか。犯罪を描く映画を全否定するならば、大部分の映画は死滅する。

■もっと、想像力を持とうよ。

■なお、遅筆の言い訳ではないが、この原作小説の続編『狂犬の眼』も映画化が決定したそうだ。楽しみ。

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